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waterweed 盛岡 2018/05/13

・今日だぞ起きろ

ついに全人類待望の日が来た。

waterweedに東北で唯一避けられ続けていた岩手でのライブだーーー!!

ツアーの日程を見ては絶望し、後半の日程が発表されては絶望し、県外のライブに行っては来てくださいと言い続けた日々な!!

とりあえずホテルの駐車場に着き、すぐ近くのクラフトビールのお店「クラフトキッチン」で岩手のビールを飲んでのんびり。

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…しつつも本当に今日なんだなーとまだ実感が沸かない。
あんなに楽しみに待ち続けていたのに。

とりあえずベアレンの春限定ビールめちゃうまー。

・監視おばさん

そんな感じでクラフトキッチンはfiveの正面なのでまったりしつつ差し入れを渡したいので監視…じゃなかった入り待ち。

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fiveの窓から頼んでおいたお花を花屋さんが運んでいるのが見える。
前日は東京でライブだったからメンバーさんたち何時くらいに来るのかなあ…と思ってたらすぐ来た。

差し入れ渡しに行きたい…けどビールも砂肝もとても美味しいので出来るだけ味わいつつ急いで食べる。

店を出て、メンバーさんたちが盛岡の地にいるのを見ただけでウワァァァって奇声を発してしまった。

夢にまで見た(←マジで)光景が現実に…!!

こいちゃんが「前に言ったときは具体的にいつ来るかは決まってなかったけどDRADNATSが誘ってくれて、それで年内に来れることになったんですよ!」って言ってたのでドラドナにも頭が上がらない、ありがたすぎる!

無事差し入れを届けてとりあえずミッション完了。

Moriokaーーー!!

・開場

ホテルに戻って、小雨に降られたので風呂入ったり化粧直したりしてたら開場時間近くになったのでfiveへ。

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なぜかガリガリ君のシャツをプレゼントされるこいちゃんの図。

セブンの前でこいちゃんを囲んで地元のフェスに出てほしいなーどうしたらいいかなー、
サバプロは(岩手にワラウィーを)呼んでくれないよね、bachoと一緒に来てくれたら絶対来る人たちいるでしょ!!
とか与太話してたら開演時間になったので箱に入る。

最初の地元バンドの時ガラガラでめちゃくちゃ不安に。

ワラウィーの出番は地元2バンドが終わってからの3番目。
最前ガラ空きなのでとりあえず柵の前に。

不安だったけどセッティングの様子を見ているうちにどんどんワクワクしてきて、暫くすると完全にワクワクの方が上回っていた。

そっと後ろを振り返ると…人増えてるーーー!!

やったーーーーー!!!!

こうなるともうワクワクの加速が止まらない。
始まってもいないのに呼吸が荒くなる。

あれが聴きたい、これが聴きたいというのはあったけど書き出すとそれだけでセトリ組める量になりそうだったし、もうなに演奏してくれても嬉しいのでリクエストしようとかそういう欲求が完全に吹き飛んでいた。

当日聴くまでネタバレ(?)したくないという気持ちもあったし。

・開演

そうして、彼らのライブが始まる。

大賀さんが「どうもー初めまして。waterweedです。」と挨拶。

歓声と拍手。今日、この日をどれだけ待ったか。

一曲目のOnly for usで既にシンガロングが起こる。

フロアのみんなの声を聴いた大賀さんが笑顔になっていたけど、どこか安心してたように見えたのは気のせいだろうか。

この時はまだ柵前に隙間があった。

けど次のMonologueでサークルを煽られてから(またサークル出来るのが初めての場所なのに早い)走った人たちが柵に辿り着いて最前が埋まる。

最前付近の湿度と温度が一気に上昇した。

比較的新しくてきれいな箱なのにもう軽く息苦しいような感覚。

ワンマンの時は「わかってる」人たちが全員で箱を揺るがしていたけど、今日は初めての箱で。

ずっと待ちわびていた人たちと初めての人たちを巻き込んで、小雨の降る冷たい盛岡の夜はこの空間だけが灼熱だった。

「Could you give me just a bit of time!!!!」フロアからの咆哮。

惜しむらくは私が今日この瞬間を目に焼き付けたくて最前から離れなかったこと。モッシュしに行けばよかった。

続くStill awakeで沸き起こるハンドクラップとシンガロング。

最前の私達がもうちょっと初めての人向けに配慮したら良かったかもしれない。

だけど一度ブチ上がってしまったものは止められなかった。

次に生かしますね次に…でも「初見の人向けにわかりやすいリアクションとろう」とかそういう配慮一切できなかった。

それどころじゃない。

感情が爆発するというのはこういうことなんだろう。

からのAshes

最初のギター聴こえた時点で「ウオォー!」ってなるでしょ。
ワクワクが振り切れるに決まっている。

「too late!!!!」

咆哮。からの大盛り上がりで更に「Open my eyes!!!!」の咆哮。
あの人数であれだけのシンガロングが轟いたのは私も嬉しかった。

大賀さんの「新曲やります…bandcampにも上げてるんで」で期待値MAX状態でIn my veins

フロアの「やったー!!」感が異常。

盛岡のライブが告知されて、新曲が発表されて、じっとしていられなくて悪巧み(花や煎餅)も企てて。

そんな待ちに待った状態で聴ける新曲が楽しくないわけがない。

で、「去年アルバム出したんですけど、その曲やります」からの個人的に久しぶりに聴いたRed eyes

イントロのギター聴いた時点で「あっこれライブで久々だな」って思う感覚はいつでも楽しい。
私が行ってない場所でやってるんだろうけど、知ってる限りでは久々ーとか思うとライブの都度楽しめるのは私だけだろうか。

からのBoring talk

この曲は本当に何回聴いてもブチ上がれる。
短い時間に色んな要素が凝縮されててライブでそれが爆発する感じ。

だから私達はライブハウスに足を運ぶのだという原体験を思い出させてくれるような音。

そして今日初めて聴くバージョンのJuly31

疾走感があってかっこいい。けれど途中で音が出なくなっていた。

比較的新しい、ビルの3階の通気性の良い箱での機材トラブルは逆に「持ってる」なあと思った。
この状況での珍事はいい意味で一生忘れられないと思う。

そして大賀さんのMCで

「今日、初めて盛岡に来て…今までは通り過ぎて青森とか行ってたんだけど。
この間までヨーロッパでツアーやってて、やっぱり日本と違って向こうは文化っていうか、音楽をすごく求めてて。
それで日本の地方の、小さいライブハウスに行ってやるのって意味ないんじゃないかと思ってたときもあったけど、
今日盛岡に来て、お祝いの花とか、せんべいにwaterweedって書いてるのとか貰ったりね。
すごく俺らの音楽を求めてもらってて、地方の小さいとこでやるのにも意味があるんだなって思えました。ありがとう。
今日は最高の日で、最高の夜にしたいと思ってるんで。」

というのを聞いて、本当に応援してきてよかったと思った。

応援してきてよくなかった時なんて一秒もなかったけど。

語彙力がないのでこういうときの気持ちをなんていうのか解らないけど、その言葉が脳の奥底に突き刺さった気がした。

そうして、最後のBeyond the oceanが始まる。

高速を走ってるといつまで経っても岩手が終わらない、と地元民ですら思うのに前日東京で今日岩手。

長旅を経てこんな僻地に来てくれたことに感謝しかない。

この曲を聞くとその事実が一層沁み込む。

終わってしまうんだ、という気持ちと全力で楽しかったことと感謝と、そういうことがごちゃまぜになりながら最後まで楽しんで。

彼らのライブが終わった。

外は寒かったけどこの空間は間違いなく盛岡で一番、どころか地球上で最も熱い場所だったのは間違いない。

宇宙最高にかっこよくて楽しすぎて最強で優勝でした。(語彙力)

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生きててよかった。(7ヶ月ぶり2回目)

・ライブが終わって

その後のLEXTやDRADNATSが「俺らも花ほしいなーwww」と言っていたけど、実際DRADNATSがヘッドライナーだったのでちょっと迷った部分はある。

けれど結果的に喜んでもらえたのでやっぱり花出してよかったなと。

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終演後に皆でメンバーさんを囲んでありがとう大会。

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本当に楽しすぎたし今回のライブがまた次に繋げられたら良いなと思う。

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正直整番が1だったときはどうしようかと思ったし私の他に誰かチケット買ってる人いるの!?ってめちゃくちゃ不安だったけど本当に盛り上がってよかった…!!

来てくれて本当にありがとうございました、絶対にまた来てください!!

全力で待ってますから!!

あとメンバーさんたちが行ってた山岡家ここですかね?

盛岡に新たな聖地が誕生した。

追記

後日巡礼に行ってきました。

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セットリスト

Only for us
Monologue
Still awake
Ashes
In my veins
Red eyes
Boring talk
July31
Beyond the ocean


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