友人が運転してくれて、鋸山へ。
普段、車に乗らないので、助手席の景色がたのしくて、たのしくて。

早めに出たからか、まだあまり人がいない。
一番行きたかった石切り場へ。

雨上がりで、緑も岩もしっとり濡れていて美しい。
時折射し込む光に、新緑の薄い葉が輝いて、とてもきれい。

大きな岩があると、聖地になることが多いと思っていたけど、ここは、そんな感じがせずに、どちらかというと廃墟とか遺跡のような気配。

昔、人が働いていたけど、その後は、緑と山に飲み込まれたよう。

その後は展望台へ。
地元の中学1年生が遠足に来ていたようで、ここで、ボーイズ集団がやってきて急に賑やかに。
私たちが息切れながら、汗かきながら登ってきたというのに、彼らはたのしそうに大きな声で話しながら、駆け上がってきた。さすが。
しばらく展望台でおしゃべりしたあと、同じ感じで駆け下りていった。

しばらく休んでいると、
遠くから、彼らの楽しそうな声がまだ聞こえてくる。

その後は、「えー、こっちじゃないよ。」「僕たちと同じジャージ見ませんでした？」と道を間違えたりはぐれたりしたっぽいガールズ＆ボーイズに遭遇したり。仏像たちや観光スポットを、中学１年生たちと一緒に歩いて回って、先生方が「こら、道開けろ！」って言うのを聞いたり。

地獄のぞきは密だよ。
まるで檻に入れられたみたいだよ、君たち。

下を覗くと、お尻がムズムズ。でも緑はきれい。

早めに切り上げて、道の駅でごはん。
つみれ汁とあさりメンチが美味しかった。

運転してくれた友達、ありがとう。
また行こうね。