水に溶かすという当たり前のことを考える


水は物質を溶かしますよね!
塩とか砂糖とか出汁とか溶けるのが当たり前になっているけれど
この当たり前のことをちゃんと調べてみました。
海水には自然界に存在する92 種類のすべての元素が溶けているらしいです。

■なぜ水に溶けるのか?
そもそも普段飲んでる水にも水分子以外のミネラルや塩素、菌が溶けています。水分子だけの「純水」というものは存在しません。

水にとけるということは食塩や砂糖の結晶から個々の分子(食塩の場合はイオン)になって、水の中に均一に混ざるということです。

食塩(NaCl)はNaイオンとClイオンが結合してできています。これが水の中に入ると、水分子の+側(水素原子)がClイオンに、-側(酸素原子)がNaイオンに集まり、食塩の分子をNaイオンとClイオンに引き離します。NaイオンとClイオンは、完全に水分子にまわりを囲まれた状態になり、均一に分散するのです。これが溶けるということですね。
砂糖は違う方法ですが、、、

■溶けることで何が起こるのか?
水はものを溶かすだけでなく、運ぶこともしてくれます。
生命の源となるエネルギーを運ぶ役割を水がになっています。
植物は水に溶けた栄養素を根から吸収していますし、動物は血液に溶かして全身に運びます。
水が溶かすということがあってこその生命活動です。溶かしことありきの設計になってます。
もちろん栄養素を運ぶだけでなく、老廃物なども水によって排出されます。
便の中にも水分が含まれてるからこと腸の中をスムーズに移動できるらしいです!

つまり溶けるということは当たり前すぎて考えないけれど、考えてみると生命活動に欠かせない重要なファクトだということがわかりました。

次回は食品との関連性とかについてかければと思います。
ではまた

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