ディスカバリー野毛

親友のS君と飲んだ。
数字に表すと20数年来の付き合いになるが、所謂クサレ縁というやつだ。
ただ僕たちは似た者同士のようでいて全く似ていない。
前提にあるのは、過去を共有し現在を生きているというたったそれだけ。
なのにこうしていつまでも時間と気配りを忘れ、さらけ出して熱心に話ができるのは、どこかにあらかじめプログラムされたストーリーのようなものがあるのではないかなと思ってしまう。
とそんな話をしたら「俺は運命って言葉は超嫌いだ」と言われてしまう。うかかかかか。やはり似た者同士とは言えないな。

僕が最近考えていた事を話す。
 今まで挫折をした事が無い、むしろ挫折したいと思っているくらいだったけど、実はそもそもチャレンジした事がないだけなんじゃ無いかと今更にして気づいて怖くなってること。
 最近音楽を休止中だけれど表現したい気持ちは通奏低音のようにあって落ち着かないこと。でも自信も持てないこと。誰かの反応がないとすぐに落ち込んでしまうこと。
 イベントをやってみたいこと。そのアイデアは絶対面白いと思っていること。

運命が嫌いな親友からの返答はシンプルだった。
 反応ゼロならやめた方がいいけど、たった1人でも反応してくれるんであればあとは母数を拡げるだけ。世界には腐るほど人間がいる。そしてそのイベントのアイデアは確かに面白い。考えたことはやるしかないんじゃないでしょうか?以上。

思考して、行動する。
やりたくなったらやって、やりたくなくなったらやめる。
そして自分を信じる。
言葉にすると陳腐すぎて泣きそうになるけれど、大事マンブラザーズバンドが大ヒット曲「それが大事」で言ってた事がまさかこの歳になって心に響くなんて思ってもみなかった。


さっそく考えているイベントを実現できそうなスペースを横浜近辺で探す。
それが大事!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?