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面談の時にしてよかった質問を挙げてみる

先月はフリーランスとして就活をしていて、今年の3月から晴れてフリーランスとして働くことになりました。

幸いにもいくつかの企業様からお声をかけて頂けたので、特に苦労もなく面談の機会を得ることができました。面談を通してその企業の特徴やビジョンを知れたり、たくさんのエンジニアの方と技術的な話ができたので楽しく有意義な時間を過ごせたと思います。面談に挑む際はその会社について事前に調べて聞きたいことなどをあらかじめ用意していました。面談では質問の機会が与えられる事が多く、回答いただいた内容からその企業での開発の進め方や文化を知ることができました。よって、企業の内情を知る上で効果的な質問ができるかどうかはとても重要だと考えています。

そこで実際に質問してみてよかったと思う質問をいくつかこの記事でピックアップしてみます。

良いと思った質問一覧

・技術的負債を減らすための取り組みを行っていますか?
・エンジニアが見るべきslackチャンネルはいくつありますか?
・プロダクトのリリースの頻度はどのくらいですか?
・正社員と業務委託でアクセス制限に違いがありますか?
・現場で評価されるエンジニアはどのような人ですか?
それぞれの質問について解説します。

技術的負債を減らすための取り組みを行っていますか?

ここで確認したいことは開発スピードを落とさないための工夫を具体的な施策を通して実践しているか、というところです。
プロダクト開発は基本時間をかけて機能追加がされていくものですが、それを繰り返すと少しずつコード量が増えて修正がしにくいコードになっていきます。サービスへの機能追加のたびにコードが継ぎ足しされていって次第には修正するたびに不具合を起こしてしまうような状況に陥ってしまう環境は珍しく無いと思います。プロダクトを持続可能にし、開発スピードを落とさないためには長期的な目線をもってプロダクトを成長させるための工夫が必要です。
その工夫として定期的なリファクタリングが挙げられます。技術的負債が貯まることで徐々に改修が難しくなり開発プロセスが次第に麻痺していきますが、リファクタリングを行うことでこの問題を改善できます。ただし難しいのが、この技術的負債というのはコストとして見えにくい性質があるため、機能追加というビジネス的な要求と比較すると、優先度が低くなりがちです。そして修正リスクの高くなったプロダクトになるとコードで問題を解決することがどんどん難しくなってしまい、そういった状況は個人的にはもどかしく感じてしまうのでそういった環境はできるだけ避けたいなと思っています。
上記より技術的負債等の開発スピードを下げる要因にちゃんと向き合って取り組んでいるか、というところは面談時に確認していました。

エンジニアが見るslackチャンネルはいくつありますか?

なぜslackチャンネル?と思う方もいるかと思いますが、僕は多くのチャンネルを監視することが苦手なのでこの点は非常に重視しました。経験上チャンネルの多さは連携するべきチームの数やプロダクトが外部と連携するモジュールの数と相関があります。実際に質問をしてみた限りでは、プロダクトがマイクロサービス化している所やAPIなどでの外部連携が多いプロダクトを運用している所ではチャンネル数が多くなる印象。運用の煩雑さや業務内でのコミュニケーションがどのようなものか気になる方などはslackのチャンネル数やどういったチャンネルがあるかを質問してみても良いと思います。

プロダクトのリリースの頻度はどのくらいですか?

この質問を通して主に下記の点を確認していました。
・エンジニアはどのくらいコードを書いているか
・技術的負債などが原因で開発効率が良くない可能性
・プロダクトの成長は順調かどうか
僕はエンジニアとしてコードを書いていきたいと思っているので、担当するプロジェクトでどのくらい開発ができるのかは気にしていました。また、リリースの頻度が少ないと一度のデプロイで多くの機能を本番環境にリリースすることになったりするので不具合を起こしやすくなります。なのでなるべく小刻みにリリースができる環境が好ましいです。理想はmasterブランチにマージされるタイミングで即リリース。また、そのプロダクトが伸びているかどうかも重要な指標です。世の中に与える影響の大きかったりお金を生み出しているプロダクトであれば、僕の存在価値も上がるはずなのでその点も気にしていました。

正社員と業務委託でアクセス制限に違いがありますか?

業務委託で仕事をしていくにあたって、正社員と違った待遇を受けたりしないかは慎重になりました。特に業務委託だと特定のサーバに入れないだとかアカウントの権限が弱いなどがあると作業効率が落ちることもあると思うので、そういった制限がないかどうかは面談時に確認していました。

現場で評価されるエンジニアはどのような人ですか?

自分がその職場で価値を生み出していくためにもその環境でどうすれば評価されるのかは考えていく必要があるのでこういった質問もよくしました。手っ取り早くその環境で求められている人材を知れる質問だと思っていますが少しざっくりしていて回答に困るかもしれません。

まとめ

・フリーランスのエンジニアになりました
・フリーランスの面談で聞いてよかった質問をまとめました

後でフリーランスエンジニアとして働いた感想とか書くかも


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