遡ること２０１９年１１月。

アメリカに住み始めて１０数年のとある夜に、ものの３時間ほどで日本に１年移住しようという方向で話が決まりました。

今の仕事のこと、転職のこと、年齢のこと…とそれまで何度か夫と話をしていたものの、日本に移住なんてアイディアは全く浮かばなかったのに、パズルがピッタリ合うように、というありきたりな表現がしっくり来るほど唐突に、家族で日本に移住して、転職に必要な準備をするなら今しかないという結論に至ったのであります。

２０１６年に雇用ベースで申請した永住権（グリーンカード）が２０１８年の夏に承認され、晴れてグリーンカードホルダーに。

私達がグリーンカードを維持したまま半年以上アメリカを離れるためには、Re-Entry Permit（再入国許可証）を取得する必要がありました。

申請手順は以下の通り

１、郵送で申請書を送る

２、申請書受理のお知らせ、さらに指紋採取の予約日を知らせる手紙が届く

３、予約日時に指定の移民局施設へ行って指紋採取

４、アメリカ又は日本のアメリカ大使館にて再入国許可証を受け取る

指紋採取完了まではアメリカに滞在している必要があり、完了したら出国可、とのことで、逆算して申請書を提出。。。するつもりだったのですが。

１年と言わず、出来れば長く日本に留まったほうが転職が確実なものになる、という理由があり、当初年が明けたら送るつもりだった申請書を２月はじめに提出したのでした。

しかも提出する段階になって、あれ？もしかすると日本行きの飛行機の日までに間に合うだろうけど、ちょっとギリギリかな。。。とちょい焦。

良くないよねー、良くないよー、このギリギリを攻めるってのは。

嫌な予感がビリビリきてるよー。

このタイミングが後に、自身をコロナ禍にすっぽり入れてしまうものになったのでありました。

#コロナ #グリーンカード #移民局 #再入国許可証