オタク・ハイコンテクスト(1)

Twitterで徐々にそのヤバさが伝播してきたガルラジ、ガールズラジオデイズの話(1)

どこまで長くなるか分からないので一応ナンバリングしました。

※本記事は全チーム4回までのネタバレを含みます。
※僕自身つぶやきとかレポートとか未だ全部追いきれてないので、その点に関してツッコミがあったら教えて下さい。(とりあえずラジオは全部聞いた、つぶやきは見る頻度上げたけど結構見逃してるという状態です)

ガルラジがどうヤバイのかとか、ガルラジって何、というのは今回は一旦置きます。自然発生的に大量に文献があるので自分が改めてまとめなくても、という気持ちもありつつ、自分なりの視座もあるので別でまとめます。


というわけで今回は自分のガルラジに対する雑感の部分の話。

・最初に聞いた時
不気味の谷だなと思った。
あまりにリアルに近い二次元(二次元という言い方も違和感があるので適切な言葉を探しています)、キャラクターが喋っているんだという前提がありつつも雰囲気の生々しさに最初は正直ちょっと慣れませんでした。

確かに、その点でいくと「みるみるはっぴー×2れいでぃお」は逆に聞きやすかったんですよね。明らかに「無理をしているキャラクターがしゃべっている」から。後ほど話しますがこれは理解ができた。
僕が三重県に住んでいるからということで「カグラヤ怪奇探偵団」を聞いたんですが、どこまでがアドリブで、どこまでが台本なのか、何なら、どこまでがキャラクターで、どこまでが声優さんの意志であり、台本なのかその境界が全てボヤけていて怖かった。有り体にいうと理解できなかった。

そもそも僕は普段から声優さんのラジオをメチャクチャ聞くかというと全然聞かないタチなので、どちらかというと「作品」という気構えで聞き始めたのだけど、それが逆に良くなかった。さらに裏返って、俄然興味が出てきた。なんなんだこれは。最近のVtuberに見られるような現実とバーチャルの境を、一番理想的かつ攻撃的な形で突いてきたコンテンツなんじゃないか、そう感じたしTwitterで西さんが「追え!」と言っていたのを素直に聞いてよかったな、という気持ちにもなった。

・作品をメタで見るということ
半ば悪癖であるとは自覚しているものの、アニメなり漫画を見る時にどうしてもメタ的な視点を捨てられずにいる。
つまり、「こちら、オカジョ放送部」のキーパーソンが二兎春花であり、萬歳と桜泉がサポート役。こういう元気100%のキャラはどこかで壁にぶつかる。悩んで、乗り越える。そういう定石を想像してしまうし、実際そうだった。だから僕はオカジョを「王道」という目線(耳線?)で聞いている。

全6回というリミットが予め設定されている以上、「何も起きずに終わるはずがない」という邪推の元、緊張感を持って毎回聞き進めている。
イコール、二兎春花はどこで壁にぶつかるのか。
イコール、「みるみる」のキャラクターはいつ瓦解するのか。
イコール、「富士川」の自信はどこで突き崩されるのか。

現在4回まで聞き進めてきていて、もう折返しである。ペースが早いラジオもあるし、遅いラジオもある。
そして以外と自分が危惧していた点を、小ジャンプで越えていく話が多くて、「ドラマ」なのか「ラジオ」なのかの境界が今度は曖昧になっている。

◎予想の外れた例
・白糸がイジられすぎてマジギレする(年魚市側に問題があるのは明白だったが、年魚市自身の問題を解決する流れになるとは思わなかった)
・「みるみる」が終わるのが思ったより早かった(とはいえ良いペースだし、3回も「みるみる」だったらちょっとツラかったかもしれない)

「たまささ」と「カグラヤ」の何も起きなさが怖いといえば怖いけど、カグラヤはマジで何も起きずに終わる気がする。カグラヤでなんかある時はメンバーが失踪するとかになってしまいそう。(流石にそこまでやるとリアルとフィクションのバランスが崩れてしまうだろうけど)
「たまささ」で小学生にアイドルデビューを先に越されてたけど、クソ凹むかと思ったら結構ケロッとしてたし、進行のバランスが絶妙な気もする。

これもメタ的視点であるけど、全6回で3人チームなんだから、1人1人のお当番回を作って例えば二兎問題編、二兎解決編、萬歳問題編、萬歳解決編……みたいな構成にもなり得たと思うけど、そこは「ドラマ」より「ラジオ」の比重が高いということなんだということで納得した。
(個人的には半無意識的に「ラジオだと思って聞いてない」節がある)

・メタ的クロスオーバー
第4回まできて、ガルラジを俯瞰している視聴者にしか感知できない些細な引っ掛かりが散りばめられ始めたように感じる。
それが爆弾になるのか、不発弾なのかは現時点で全然分からないけど。

◎手取川と年魚市の対比
「痛いキャラクター」同士でお便りが0通、という共通項で結ぶと、
先に「痛いキャラクター」を脱した手取川が一歩リードしている構図に見えてくる。
(190203 1600 後述 手取川は0通ではなかった)

◎オカジョとたまささの対比
オカジョは身内ノリを脱したが、たまささは身内ノリ全開のようにも聞こえる。(外向き、内向きの意識の問題)

◎中二病
徳光第4回で中二病コーナーが開始、その裏のたまささ第4回で彩美が中二病を患う……。

◎「友達の作り方」
富士川第4回で「友達との話し方」で悩んでいた年魚市、たまささ第4回ラストで花菜が「友達の作り方……」と独りごちていた。

パッと今言える範囲でこんな感じだけど、もう1回全部洗ったらもっと出てくる気がする。外部プロデューサー(大人)の有無とか、ローカルトークの方向性とか。
お互いにお互いのラジオを聞いているのか?という点も気になるが、僕も見落としてる部分があるかもしれないので補足あったらまた教えて下さい。

やはり長くなりそうなので一旦このへんで。

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irifunehiro

マーチャンダイズサポートプロジェクト「entrance」を個人でやっています。 entranceはプリントデザインをメインとしたロゴの製作からアイテム製作、WEB販売に至るまで、 スタートからゴールまでの製作・販売過程をトータルでサポート致します。 現在本職なし。お仕事下さい。
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