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忙しくしとかないと自堕落が極まる

もはや日記としてつかう。


有休消化も終え、晴れて8月1日からハッピーワンダフル無職実家パラサイト生活がスタートしております。

3日半過ごしてみて分かったこと。

「忙しい」は麻薬


いや、どういうことかというと…

特にね、社会人になってからの4年間、それなりに予定のある日々を送ってきていたから、なんかこう、漠然と横たわる時間に対してどう向き合えばいいのか分からない感じなんだよね。そして迫られるものが何もないから、何にも向かう気が起きない。離脱症状のようなものがすごい。

具体的には、まず、ご飯食べない。何もしてないから食べる必要がない。というか起きない。永遠に寝ていられる。どこまでも。起きても何もしない。ぼんやりと窓の外の木眺めてたらいつのまにか寝てて夜になってたりする。すごくびっくりした。引っ越しの荷解きもどうにも進まない。1年後とかにはもっかい引っ越すんだし、全部このままでもいいんじゃないかとか思えてる。カンカンに陽が差してる中でもどうにかして寝ている。己に驚かされる。この植物のような生活を既に受け入れ始めている。

夏休み真っ只中の甥っ子4人が近所に住んでるから、いっしょにアニメ見たりもしたんだけど(ヒロアカよかった。泣ける。)水鉄砲で遊んでる姿をぼんやり眺め、あとは永遠の眠りにつく感じ。車ないとどこにも行けない田舎だけど、何も問題がない。ずっと寝てるから。

昨日は地元の花火大会があって、実家から数十秒歩けばつく沼、(『砂沼』といいまする)のふちでぼやっと見てたらあっという間に1時間経ってた。実際の時間の経過に対する体感の差がエグい。そうかこれが相対性理論…

田舎すごいよ。

1時間の間に、人間に4人しか会わなかったよ。

内、20分くらいは知らないおじいちゃん(モモヒキ姿の)といっしょに言葉なく花火を見上げていたよ。あとは沼の水の音と、いろんな種類のセミ達、スズムシ、ウシガエル、時々どこからか鳥が着水してまたどこかへ飛んでいって、風が流れて、絶え間なく花火が上がる。9年前から変わったのは、伸びた木の気配くらい。コンクリートから日中に吸収した熱を感じる。どこかで子供が笑ってる。

そこで、思った。このままじゃ旅に出るまでの30日間こうだなと。予感がした。恐ろしいことに旅に出なくてもいいやとなる可能性さえ感じた。自分で言うのもなんだけど、フレキシビリティの権化だから、マジであり得る。


ということで、1カ国目行くことにしました明後日から。



さあ、どこの国に行くことにしたのか…


既にキャプションで完全なネタバレがされているんだけど…


一応ドラムロールしておく、それが義務だから…


だららららららららら


どん。


特に今回は友人の居る「徳島」と「高知」をハシゴします。

ふたりともありがとう。ふたりの家族の皆さん、ありがとう。

いつも友人や身の回りの人たちに恵まれていると今日も今日とて感じています。みんなに生かされている。



もうね、この予定を組んだ瞬間から別人のように色んなことが捗るわけですよ。鬼のようなスピード感で飛行機予約したしね。なんせ時間がないからね。約1週間分四国に費やすからね。なんならもう一個旅行の予定を入れたことで、実家に居られる日数が一気に残り7日間にまで短縮された。時折降臨するよね。行動力の化身。

ということで今日は朝から引っ越しの荷解きを全て終え、何なら実家のあらゆるものを断捨離し一生動けるわの無敵モードに。どうやら「忙しさ」には麻薬のような成分があって、ハイになるみたい。あれだけ「暇」になることを渇望していたのに、しばらくは忙しいのやめられそうにないです。こういうもんだよね。

腹が減っては戦はできぬ、ならず

予定がなくては準備ができぬ。


ひとまず明日は東京におります。また明日。



サポートしていただいた内容は次のチャレンジに繋げます。