こんにちは、ＰＴＬ（ポケカチーム・レジスタンス・レディース）のiris＆アヤカです！

今回はnoteでの公開となります。

途中より有料となりますので、ご了承ください。

今回は、ＣＬ横浜に向けてチームで構築したデッキをご紹介します。

どうしてこのデッキを構築することになったのか？を含めて詳細に綴っていきたいと思いますので、是非最後まで楽しんで読んでいただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします！

チームで行った環境考察

ＣＬ横浜は、コロナウイルス蔓延の影響で、久々の大型大会となりました。

私たちのチームはＣＬを目指し始めてまだ日が浅く、チームとして今回が初めてのＣＬとなります。

チームでデッキをシェアする、という話は前々からでていたので、今回はチーム全員で環境考察を行いました。

環境考察をするうえで、各地で行われているジムバトル（新弾バトル＆少人数参加の大会は除く）の優勝デッキのチェックは全員で行い、データを集め、流行りのデッキを探っていきました。

当初は、三神ザシアン、ムゲンダイナ、クワガノン、ボーマンダに絞り、デッキを構築していきました。

一番重要視したのは、三神ザシアンです。

後1オルジェネがとても強く、メタルソーサー、特性【ふとうのつるぎ】の効果によりアタッカーであるザシアンＶがすぐに育ってくるので、攻撃スピード、火力ともに申し分ない、強力なデッキです。

ジムバトルでもかなり優勝しているデッキタイプで、対策は必須と考えました。

デッキを構築するうえで、三神ザシアンにある程度有利をとれ、なおかつムゲンダイナ、クワガノン、ボーマンダにも戦えるデッキを目指しました。

三神ザシアンは、前述の通り、パワー＆スピードともにトップクラスです。

そのせいで、現環境は高速かつ、ある程度の火力を出さないと勝ちあがれない印象があります。

パワーは火力の高いポケモンを使えば、ある程度上げることは可能ですが、問題はスピードです。

三神ザシアンはオルタージェネシスＧＸの追加効果のおかげでサイドレースを一気に加速させてきます。

ＶＭＡＸポケモンを取らなくても、デデンネＧＸやクロバットＶというようなシステムポケモンを2体倒してしまえば、それで勝てるデッキです。

最短で4ターン以内に勝負が決することも珍しくありません。

三神に勝つには、それ以前に勝負をつけるか、うまく相手を妨害しながらターンを引き延ばすか、になると思います。

もちろん毎回後攻1ターンでオルジェネが追加効果ありで発動するとは限りませんが、チーム内でも三神ザシアンを作り検証したところ、70パーセントオーバーで後1オルジェネを成功させることができるデッキタイプです。

なので、基本的に成功する、という前提で構築するデッキを模索していきました。

三神ザシアンについての考察

三神ザシアンは、上記の通り非常に強いデッキタイプです。

私たちが注目したのは、その火力ラインです。

基本的に三神ザシアンのアタッカーとして考えられるのは、三神、ザシアンＶの2体と、システムポケモンとしての役割をもてつつ、アタッカーにもなれるクチートＧＸ、ジュナイパー、チルタリスというＶ、ＧＸポケモンのワザが通らないポケモンへの回答となるギルガルドＶあたりが考えられます。

ただ、今回は三神、ザシアンの火力をみていきます。

三神は「アルティメットレイ」の150点。オルジェネ込みで180点。

ザシアンＶは「ブレイブキャリバー」で230点、オルジェネ込みで260点。

たまに、270点ラインをみるためにげんきのハチマキが採用されていたりもするので、最大打点はザシアンＶの260+10で270点と考えました。

三神ザシアンのペースを少しでも落とすには、270ラインは確実に耐えることが必要、ということです。

そのうえで、ザシアンＶを狩ることができれば、後1オルジェネを決められても勝機を見出せるのではないか？と考えました。

もちろん、ボスの指令を使われてデデンネＧＸ、クロバットＶなどを倒されるのは仕方ないのですが。

今回のデッキ選択に至る経緯

三神ザシアンを相手にした場合、ザシアンＶは基本的に1撃で倒さないと間に合わないと考えました。

そこで、わかりやすく私たちは炎タイプで構築を進めることにしました。

炎タイプであれば、弱点をつければ簡単に230ラインを突破できます。

ただ、三神ザシアン側にも弱点をカバーするコーティング鋼エネルギー、鋼鉄のフライパンあたりが採用されています。

ここへのケアもしつつ、デッキを構築していきました。

さらに、ムゲンダイナなどに対抗するため、エネルギーを破壊するギミックを搭載しているデッキも多くなると思っていたので、溶接工というエネルギー加速手段のある炎デッキはその点でも有効だな、と思いました。

はじめは、コズガ、マルヤクデ、エースバーン、レシリザの4タイプをメンバーで分かれて考察していきました。

どのデッキタイプも非常に強力で、魅力的ではありましたが、各デッキを考察しているうちに、あるポケモンの可能性を見つけてしまいました。

実は今回のエースポケモンにもなれるのではないか、と思ったのがキュウコンＶです。

ワザ【きゅうびへんげ】が非常に使えるのではないか？と思いました。

対三神ザシアンとのマッチアップでは、三神がバトル場にでたタイミングで【きゅうびへんげ】を使い、【アルティメットレイ】を使ってしまえば、ベンチに待機している他のアタッカーへのエネルギー供給も溶接工なしでできますし、ザシアンＶがバトル場にでていれば、【ブレイブキャリバー】で230点で弱点をつければ460点だせます。

コーティング鋼エネルギーでたとえ弱点を消していたとしても、一撃です。

他のデッキに対しても、ある程度活躍できる、と考えてキュウコンＶを軸にした炎バレットデッキを構築することになりました。

他のポケモンに関しては、採用カードのご紹介で詳しく書きたいと思います。

大会直前に対策する環境デッキを変更

大会直前に、少し対策する環境デッキを考え直しました。

最終的に意識したのが、三神ザシアン、コズガ、セキタンザンでした。

三神ザシアンはそのままに、クワガノンＶといった明確に苦手となるデッキが存在していましたが、その解決策ができたことで一気に使用率があがったコズガと、驚異的な耐久力をストーン闘エネルギーで実現でき、仰天のボルテッカーで増えたピカチュウＶＭＡＸデッキや、ムゲンダイナに弱点をついていける点で優秀なセキタンザンも使用率が伸びているな、と感じました。

気づけたのは、メンバーがしっかりと情報収集してくれていたおかげです。

このことから、少し採用ポケモンはいじっていき、最終的にデッキを構築していきました。

この対策する環境デッキ変更は、非常に有効なものになりました。

デッキリスト

今回の私たちレジスタンスレディースが構築したデッキはコチラになります。

下記より、採用カードについてご紹介します！！

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