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Razer Panthera Evoのレバーをセイミツレバーに交換したお話

先日PS4用のアーケードコントローラーであるRazer Panthera Evoを購入しました。

Panthera Evoは仕様を調べてもらえれば分かりますが、レバーが三和電子のJLF-TP-8YT、そしてボタンはRazer独自のメカニカルスイッチを使用したボタンになっています。このボタンがなかなか不評が多く、交換する人も結構いるという話を聞きます。まぁ私は初めから天板を交換する前提でこのアケコンを購入してるので、使うことなくボタンは交換しちゃうんですけど・・・・・

さて、本題なんですけども個人的なこだわりでレバーはセイミツ派なんです。そしてこのPanthera Evoはレバーの取り付けの土台にちゃんとセイミツレバー用の下穴とネジもきっちり切ってあるということでこれはもう購入するならこいつだなって思っててついに購入した次第です。

しかしながらボタンは変えてる人は多くてもレバーの方はセイミツに変える人は本当に少ないみたいで、調べても全然交換したって人を見ない上に実際に自分で交換してみて地味に躓いたポイントがあったので、ここに書き残そうと思った次第です。ちなみにレバーはセイミツ工業のLS-32-01-SCのSSベースを使用しました。基本的にアケコンに乗せるレバーってLS-32-01以外の選択肢って無いと思うんですけどもね・・・・・

さて、ボタンはググれば変え方はすぐ出てくるんで端折って下の写真はボタンとレバーを交換した写真になります。本来であるならこのままコンパネをネジ止めし直して終わりなんですけども・・・・・・

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上の写真の○で囲った部分が底側の同じような部分と思いっきり干渉してこのままだと絶対に嵌りません。じゃあどうするかって話なんですけども

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こんな感じでセイミツレバーの基盤の余白部分を削ってやるのが一番スマートかと思います。(そしてよく見てもらえば分かると思うんですけど4点止めから上下2点止めにしてますけど、特に上下2点止めで困ることないですし、ネジの回しやすさを考えると4点止めよりは良いと思います)

しかしこれだけではまだ嵌りません。

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この○で囲った部分がセイミツレバーのおそらくベース部分に干渉して全く嵌まらないのでここも少し削ってやる必要があります。しかしここはしっかり削ってやらないとどこに干渉してるかははっきりわからないんですけども、私の環境ではコンパネを嵌めてネジを締めるとレバーの右方向の入力が全くされないという状態になっていました。なのでコンパネがきっちり嵌ったとしてももう少し削ってやるほうが良いかと思います。(私は全部のネジを止め直してからPCに繋いでチェックしたらこの問題が発覚したので・・・・・・)

これからボタン、レバーを交換する人はコンパネを軽くネジで止めたら一度PS4かPCに繋いでチェックしたほうが良いと思いますよホントに・・・・・


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そして完成したのがこちらです。はい、これがやりたいが為だけにクリアボタンにしています。完全に趣味全開ですね


というわけでボタン交換だけならホントコンパネ外すのがめんどくさい程度でそこまで難しくは無いんですけど、レバーをセイミツに変えるとなると結構めんどくさかったので、もしもセイミツレバーにしたいっていう人が他にも居た場合このnoteが少しでも役に立ってくれたらなぁと思います。


2021/12/21 追記:最近(っていってももう結構経ってますけど)セイミツ工業から三和のJLF-TPシリーズのベースに近いMSベースというベースが発売されているので、今現在はMSベースを使うことでおそらくポン付け出来ると思います。まぁSSベースを使うメリットとしてはLS-32-01のノーマルのシャフトのままでも長さを出せるっていうメリットも有るのでSSベースをこの記事のように使うかMSベースを使うかはお好みってことで・・・・・・

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