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新人のスキルを一気に伸ばす方法<3つの流儀>

僕の経験からスキルを伸ばす方法について考えてみました。

僕はいまフリーエンジニアなのですが、制作会社で10年働き、フリーとして独立して7年目になります。デザイン、プログラミングが得意領域で、WEBサービス開発を仕事にしています。

【大前提】 実戦が一番経験値がたまる

結論はこれ。どれだけ実戦の回数を増やせるか。練習より、本番のほうが得られるものは多い。

お客様にお金を払ってもらってサービスを提供する」というガチな本番こそ、プロとしての対応がシビアに求められます。要望に答えられなかったら、次の仕事はないし、クレームをもらうかもしれない。

将来のために勉強するんじゃなく、いきなり本番でやりながら勉強していく方が経験値が数倍早くたまります。

かくいう僕も、最初に入った制作会社で入社直後に、ほかの社員が入院してしまい、社長と2人で制作案件をやるという日々を過ごしていました。

まだなにもつくれない新人が本で勉強しながら、仕事をしていたのでした。やれば、できるもんです。

ほとんどの会社は新人にまかせきれない

新人にまかせて失敗することで会社の信用をなくすリスクもあるし、ほとんどの会社はまかせきることができていないと思います。少しづつ経験を積ませて覚えていってもらおうというところが多いですよね。

会社側からしたらそうだけど、覚える方からすれば、失敗するかもしれないけど全部まかせてもらった方が上達は早いです。だから、新人時代からまかせてくれた会社に感謝しています。今の僕があるのはそのおかげ。

新人への仕事のまかせかた<3つの流儀>

僕がまかせてもらってた時の会社の対応を振り返ってみます。

1.すぐに助け舟をださないこと
まかせたら、自分から助けを求めない限り、自由ににやらせる。自分で失敗することで得られるものが大きいです。アドバイスをもらって失敗しても自分のせいではなく、その人のせいになってしまう。そうではなく、自分の頭で考えて試す場を許容してあげること。

2.メンターをつけること
僕も外部のプログラマーさんをメンターにつけてもらっていました。困ったら、その人にメールを送るとヒントをもらえたのです。先輩でもいいけど、こういう人が近くにいると助かります。

もしくは僕がつくったMENTAでメンターを探しましょう(笑)

3.答えをおしえないこと
つい「こうやったらいいんだよ」といってしまいがちですが、答えは教えるものではなく、自分で考えてみつけないと身につきません。本当の意味で理解できない。

世の中にはいろんなハウツーがありふれてるけど、それでも成功者が少ないのは上っ面だけ真似ても再現できないから。なぜ、その行動になるのかを体験してたどりつかないと、本当の意味で理解しきれません。

「どうしたらいいかな?」「なにかアイデアある?」というように、考えることを手助けして、自分で答えをみつけてもらうようにします。

まとめ

会社は組織として最終的な責任をとるとか、給与や福利厚生で安定を保証してあげればOK。会社のなかでフリーランスがたくさんいるような組織をつくれば強いです。

いきなり実践をまかせると最初は失敗の連続ですが、何度もやっていくと必ず上達していきます。新人に教えるのではなく、支える。そして、過小評価せずに、すべてまかせてみる。これが成長してもらうためのコツだと思っています。

僕もMENTAがうまくいったら、組織化して人をいれたいと思ってますので、そのときはどうぞよろしくおねがいいたします。


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