インフルエンサーでもなんでもない、無名の男が有料オンラインサロンをつくったらどうなったか。
はじめまして。入江慎吾というものです。
自分のサービスだけで自由に生きるため、受託開発をすべてやめたフリーのエンジニアです。みんな僕のことは知らないと思います。そんな無名の男が有料のオンラインサロンをつくりました。うまくいくと思いますか...?
既にファンがいるような有名人なら、サロンをつくってもすぐに集客できることでしょうが、無名の僕は「ファン」という形で人を集めるのは難しい。そもそも、そういう形で集めようとはしていないのですが。
僕がつくっているオンラインサロンは「入江開発室」です。メンバーみんなが「自分のサービスをつくって生きていけるようになる」のが入江開発室のゴール。サービスだけで生きていきたい人たちを集めたいと思っています。
2018年の4月中旬につくりました。5月7日時点で総勢126名(うち有料メンバーは13名)なんですが、人数については後述します。
そもそもなんでサロンつくったの?
僕はサロンをつくった同時期に受託開発をやめました。サービス開発に専念するためです。
フリーで独立して5年、気がつけばクライアントの受託開発ばかりやっている自分がいました。がむしゃらに働いた結果、受託開発はうまくいき、月200万を安定して売上としてだせるまでになりました。
しかし、ここまで受託開発が順調ながら、僕は受託開発を新規でやっていくことをやめました。その理由は、15年も受託開発をやってきて、正直、他人のシステム作るのはもういいかな...って思ったから。
ここからは自分が好きなものを作って世の中に出したいという気持ちしかありません。そう考えたとき、僕と同じように「サービスをつくって生きていきたい!」と思っている人はたくさんいるだろう!と思ったのです。
僕自身、これまで20個以上のWEBサービスをつくって失敗してきた過去があります。
このような経験談をみんなで共有できれば、自分のサービスづくりに役立つと思いました。そのための場所として、オンラインサロンを立ち上げようと考えたのがきっかけでした。
最初は無料で集める戦略
サロンに入っても僕しかいなかったら、どう思いますか?(笑)
コミュニティにはいろんな人がいて、いろんな意見が聞けるからメリットがあります。数が揃ってなければ意味がない。そう考え、最初は無料でメンバーを集めました。
結果、ブログやTwitterで100名以上のメンバーを集めることができたのです。これは、自分でもちょっとびっくりしましたが、インフルエンサーではなくてもコミュニティの価値を説明できれば、そこに人は集まるということが証明されました。
有料メンバーも募集開始
100名を超えたので、そこからは完全に有料化しました。いまは月額980円です。いま作っているMENTAを大きく成功できたり、成功している開発者へのインタビューなどのコンテンツをだせるようになれば、もっと上げたいとは考えています。いまは、まだ無理。
毎日コツコツとTwitterで呼びかけてメンバーを集めています。つい先日は、1日だけ無料の見学会をやってみました。
結果、8名中2名がメンバーとして入っていただけました。数は少ないですが確率は25%と高めです。オンラインサロンって入ってみるまで、どんなことやっているかなど見えない部分が大きいので、無料お試しは需要ありそう。
コミュニティ運営の難しさ
いまのところ、今作っているMENTAが完成するまでをリアルタイムに開発室内で公開しています。サービスがどのようにしてできあがっていくのか。
MENTA開発中の考えていることや、機能について質問してみたり、これらについていろんなコメントでフィードバックいただけるのは開発の助けになっています。
しかし、同じようにサービスを作っている人たちがスレッドをつくり、アドバイスを求めていくとか、メンバー同士に交流してもらうところまで盛り上げていくのは、まだまだ課題が多いと感じる。
まずは僕が動き回って情報をドンドンだして盛り上げていくしかないかなーと思います。同時に、僕からメンバーへ質問して情報をひきだしていくようなことをやりはじめたら、これがよさそうな感じ。
まとめ
まだはじまって1ヶ月もたっていないので、走りながらサロンを作り上げていってますが、日々学びが多いです。本当に面白いし、やってよかった。
オンラインサロンについての実験結果、引き続きnoteで公開していきます。
気に入っていただけたら、シェアしていただけるとうれしいです。