Vol.-1 自己紹介の前に

なんで自分は今、こんなにNAGAREYAMA F.C.の活動を後押ししているのか、後押ししたくなるのか···。

元々、生まれは大阪府。
でも親が転勤族だったこともあって、縁のある土地は多くても本当の故郷と言える場所がなかった。だからサッカーの推しクラブは、少しでも心を寄せてるところを含めればそれはもう他のサッカーファンには呆れられるほど沢山。

2000年。
流山に引っ越して来た年。

流山。
それは生まれて初めて自らの意思で住むことになった街。そしてその時から既に探してた。この土地で心から応援出来るチームを。でも残念だけどその時はまだそんなチームは無くて。

それから21年以上が過ぎたある日。
単身赴任先で嫁から「広報ながれやまに載ってた」とLINEで送られてきた写真。

安芸代表とNAGAREYAMA F.C.設立の記事。

サッカーを本格的に見始めて28年、いろいろな形で様々なクラブを見続け、それぞれのクラブを囲む人達の想いと熱情を感じてきたところでその話は目の前に現れた。

長年待ってた心から応援出来るクラブ設立の報に、本気で気持ちが盛り上がった。すぐにクラブの公式HPを辿り、すぐに代表に想いの丈を伝えるメッセージを送って。

それがNAGAREYAMA F.C.との出会い。

そして今日まで約2年。
一人でこっそり行った観戦から始まって、それ以降出来る限り現地観戦とクラブ主催の活動への参加に努めて。

そうした今、自分が願うのはクラブが挙げる10年以内のJリーグ入りだけじゃない。
何より一番の願いは、この流山の街に地元を象徴する存在を応援する気持ちと文化が根付き、その存在が流山の街を盛り上げていくこと。

それが叶うのは別にすぐじゃなくても構わない。
最悪、自分がこの世にいなくなってからでも構わない。
何故なら自分は、自分が今知ってる地元クラブを応援することで得られる幸せ···

そう、よく知らない地元の都道府県の高校でも甲子園に出れば何故か勝ち進むことを期待して純粋に応援してしまう、あの気持ちと一体感

···が、この流山に住む人たちに伝えられて、この街に根付いてくれればそれでいいから。

そのために自分は動いてる。
たとえそれが傍目には無駄に思えても。

幸い、自分は経験で知ってる。
例えば3,000mを超える山。登る前はやっぱり先は長い。でもね、1歩進めば1歩山頂に近付くんだ。だから生きてるうちに叶わなくても歩みを進めるよう努めるんだ。

それが自分がNAGAREYAMA F.C.の活動を支援する理由。今、流山で生きている時間に後悔を残さないために。

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