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LAIKA CAME BACK「再会の時」に行ってきた

5/13(土)SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行われた
LAIKA CAME BACKのライブに行ってきた。

LAIKA CAME BACKは、車谷浩司が「AIR」としての活動を終了させ
新たに始めたプロジェクト。

「AIR」としての活動を終了すると知った時はそりゃぁもう悲しかった。
AIRは好きな曲が多く、ライブにも行ったことがなかったから。
ちなみにAIRの「your song」と「Nayuta」は
私が死んだ時にもし葬式をやってくれる人がいたら
この2曲は出棺や葬儀中に流してほしいと思っている曲。
他にも、「Last Dance」とか「海へ」とか「YAWN」とか…
好きな曲がいっぱいあって、AIR終了後もずっと聴いている。

LAIKA CAME BACKになってから何曲か聴いてみたものの
私の好きな感じじゃないなと思って少し離れていたのだけど
久しぶりの対面ライブがあると知ってなぜか今回は絶対行きたいと思った。
ただ、ライブがあることを知った時はすでにチケットは売り切れていたので
とりあえずリセールのアラート登録をしていたら運よくチケットを買えた。

AIRとしての活動は終了していたので
当時の曲はやらなそうだなとは思いつつ、淡い期待を抱いて会場へ。

ドリンクも買って、座席に着いた。
会場はこじんまりとしていて2階席でも表情がはっきり見えそうな距離だった。
シートがふかふかで、開演前の曲が心地よくてちょっと寝てしまった。


AIR、じゃなくてLAIKA CAME BACKとしての車谷浩司氏は
静かに登場してステージの真ん中に立った。

私にとっては初めての、車谷浩司氏のライブ。
しかもLAIKA CAME BACKの曲は全然知らない。
それでも、1曲1曲を丁寧に演奏する姿と相変わらず透明感のある歌声が
あまりにも心地よくて、疲労と寝不足もあり何度か意識を失いかけてしまった。
ライブがつまらないと感じたのではなくて、なんかこう
歌声と音が体と心に沁みいる感覚だった。

最初のMCで「これ以上喋ると泣いてしまいそう」と言っていたが
対面でライブができるというのは
どのアーティストにとってもファンにとっても嬉しいことだろう。
このMCで私自身心の底から「今日本当に来られて良かった…」と思った。

初めて聴く曲ばかりの中で「天空の彼方」は印象的だった。
アンコール後に「最後の最後に機械がバグったのでもう1回やらせて」と
2回もやってくれたからというのもあるかもしれないけど。

ちなみにセットリストは、終演後こんな形でお披露目された。

LAIKA CAME BACK 再会の時 2023.5.23 at SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

収録アルバムまで記載されているのはとってもありがたい。

さらにこの日は、希望者全員(当日グッズを購入した人のみ)に
本人がサインをするというサービスっぷり。
私は、ライブ参加者全員に配られたハガキとポスターの内
ポスターにサインをしてもらった。

サインの後、握手をしてもらったのだけど
伝えたいこといっぱいあったのに
全部を集約した「ありがとうございました」だけしか言えなかった。
くしゃっとした笑顔で「ありがとう」といわれ
握手をしたその手はとても柔らかく温かい手だった。

10代の時に初めて聴いたAIRのアルバム「FREEDOM/99」からは
想像もつかない穏やかさ。

この人が、音楽を続けてくれていて良かった
と思った、2023年5月13日土曜の夜だった。



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