やり残したことはないと思っていたけれど・・・

こんにちは。

わたしは昔から、生きることに消極的でして、
子どもの頃からずっと30歳ぐらいで死にたいと思っていました。

理由は、30代40代と言えば働き盛りで、それが全然楽しそうに思えなかったからです。

その考えのまま大人になり、
高校生の時は母子家庭だったこともあり、卒業後は働く予定でしたが、
「働くことなんていつでもできる」と思い、急遽大学進学に進路希望の変更をしました。
幸い親は許してくれたので、大学に進学することができました。
人生で一番楽しかったのは大学時代だと思っているので、大学に行けたことは本当に感謝です。

大学を卒業した後は、数年間働きましたが、今は専業主婦です。
働いているときは、別に楽しいとは思っていませんでした。
辞めるときは、人間関係が嫌になっていましたが、数年間嫌々働いていたわけでもないです。
今後も、積極的に働きたいとは思っていません・・・。
ハンドメイドが好きなので、ハンドメイドの物が売れたらいいなー、とか思っている程度です。

生きること=社会に出て働くこと
が、嫌なんです。

そして、迎えた30代。

子どもを産んだとき、大量出血しました。
輸血が必要な状態で、旦那はわたしが死ぬかもしれないとも思ったようです。
そんな当事者のわたしは、しんどいなーという感覚で、目を開ける元気はありませんでしたが、意識はありました。
子どもを産むまでは、子どもが元気に生まれれば、わたしは死んでもいいや、と思っていたのですが、産んだらやはり、「この子を残して死ねない」と思ったので、その気持ちがあったからかは分かりませんが、今もこうやって生きています。
本人は、全然死にそうとは思ってませんでしたね。
幽体離脱も三途の川も体験してません。
でも、もし死んだとしたら、血がどんどん出て行くのは、痛くもないし苦しくもないし、楽かもしれません。

子どもを産んだ後は育児がまっていますが、これはいい経験だと思います。
でも、子どもももう小学生になって、だんだん手が離れていくので、
働きに出ないと、世間的には不思議に思われるのかなーなんて、思っちゃいます。

わたしは今死んだとしても、後悔はないなーと思っていたけれど、
本当にやり残したことがないか考えたときに、
「もっと旅行に行けばよかったなー」と思いました。
日本全国の美しい景色をもっと見ても良かったんじゃないかなーと。
行ったことのない地域、いっぱいあるし。
日本に生まれたんだから、もっと日本を堪能したほうがいいんじゃない?って。

まぁ、だからと言って、やっぱり長生きしたいとは思わないんですけどね。

今年は親の還暦祝いも兼ねてですが、金沢に行くことにしました。
一度は兼六園に行っておきたいので。
金沢の旅行調べてたら、富山県も行きたくなりました。
立山黒部アルペンルートに行ってみたいですね。
けど、金沢旅行は1泊2日の旅行なので、富山県はお預けです。

来年は、子どもに北海道に行こうね、とおねだりされています。
しかも冬。
寒いの苦手だけど、北海道にしかいない動物を見たいから仕方ないか。
子どもはシマエナガが見たいそうです。
冬の、まんまるしたシマエナガを。
わたしも見たい。
あとは、ツルも見たいなーと思ってます。わたしは。

人生はやっぱり、楽しいことを考えないとやっていけませんね。

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