見出し画像

【女ひとりでエベレスト街道】トレッキング1日目でまさかの高山病?!

初日は、ルクラ(2,840m)からパクディン(2,610m)まで約4時間のトレッキング。距離にして約7kmほど。
上りは少ない(むしろ下る)し、歩行時間も短いので本当に足慣らしという感じです。
出発前は「さすがに今日は問題なく行けるだろう〜」と思っていました。


1.早速英語が伝わらない…

ルクラのロッジ

まずはルクラのロッジでお茶を飲んで、ここで初めてガイドさんとちゃんとお話ししました。
結構緊張していたことを伝えると、「デンジャラスフライトだから」と共感してくれるガイドさん。
そして「トレッキング中はお腹減ったとか疲れたとか、何でも遠慮せず言ってね」というようなことを言ってくれました。
ただ、英語を話すスピードが結構早くて、聞き返さないと分らないことが多い。。

さらに、ここで既に私の英語はうまく伝わらず。。
(確か「How long」が通じなかった。めちゃくちゃ発音悪いんだと思う。)
再び焦りを感じたものの、とにかくガイドさんがとても良い人そうだったので、直感的に何とかなるかな〜とも思っていました。

2.全てが新鮮で面白いエベレスト街道

お茶を飲み終わったら支度を整え、いよいよトレッキング開始。
歩き始めは、とにかく目に入る全てのものが新鮮!!

ルクラの街中
至る所で見たマニ車。
心を込めて回すと経文を1回読むのと同じ効果があるのだとか。
大きな荷物を背負って歩くポーターの方々。
見かけると「お疲れさまです!」と声をかけたくなる。
動物たちも多くの物資を運ぶ

3.まさかの高山病?!

さて、トレッキング開始後しばらくは問題なく歩いていた私でしたが、ピンチは不意にやってきます。

上りの階段でふらっと貧血のような症状が。
一瞬目の前が色を失い、血の気が引いていくような感覚がありました。
これはもしや高山病?!
途端に焦り始めます。

立ち止まって息を整えていると、ガイドさんが冷静にこう言いました。
Maybe,you are hungry.

そう、よく考えたら私は前日の夜からろくに食べていなかった。。
前日は最後にとった食事が機内食で、時差もあるし疲れているからそのまま寝てしまったのでした。
この日の朝は、急な出発時間変更やら緊張感で朝食は半分しか喉を通らず。

そんなわけで超シンプルにシャリバテ、ハンガーノック、だったわけです。
(よくよく考えたらまだ高山病が出る高度では全然なかった。)
普段から登山する人間として恥ずかしい限りですが、意外とナーバスな胃腸を保持している私は、この後も「ご飯をたくさん食べられない問題」には度々悩まされることになります…。

そんな状況の中、ガイドさんは近くのお店でグァバを買ってきてくれました。
果物はすごく食べやすかったし、気分もスッキリ。
さらに近くにガイドさんの従兄弟の奥さんがやってらっしゃるロッジがあり、そこでコーヒーをご馳走になりました。
この時点でガイドさんへの信頼はめちゃくちゃ高まります。

4.無事パクディンに到着

パクディンの街並み

ガイドさんのおかげでその後は問題なく歩くことができ、初日の目的地パクディンに到着しました。
無事1日目のトレッキングは終了!

宿の前で洗濯物が干されていた
パクディンの宿は珍しいシングルルーム
お昼は初めてのダルバート。おいしかった!
夜に食べた焼きそばみたいなやつ。
量が多かったけど頑張って食べた。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?