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Vtuberのリスナーの発言はどこまでなら許されるのか

世間一般的に、アイドルやタレント等には大きく分けて「ファン」と「アンチ」がいる。ように思う。

最近になってV界隈で「ファンチ」が問題になった辺りでちょっと首を傾げることも多くなった。


一応、僕の認識が正しければ、特定の人物や事象に対する支持者や愛好者のことを「ファン」と言い、インターネット上ではそれが嫌いなひとのことを「アンチ」と言うらしい。

「アンチ」の本来の意味や本来の使い方である「アンチファン」、ネットにおける様々な種類の「アンチ」については置いておくとして。


さて、本題に入る前に「ファンチ」が何か説明すると

ファン+アンチを組み合わせた言葉で、ファンであるにも関わらず応援している相手を傷つけるような言葉を投げかけてしまう人の事を示す。
批評家ぶって応援している人のマイナス面ばかり話してしまうタイプの人が主にこれに分類される。

らしい。

いや、これって何か危なくね?って思った。
もちろん、意図を持って相手を傷つけるのは以ての外な訳だがあっちはエゴサするし、その意図がない発言に傷付くかはその人次第。ファンはそういった発言に目を光らせているように思う。

「ファンチ」のラインが曖昧すぎる。


今日の○○ちゃん、声に違和感あったわ
配信が途切れ途切れだったね、回線の調子が悪いのかな?
このゲームをする時は○○読んでからの方がいいですよ
さっきの発言はちょっとまずくない…?
○○が好きならこういう活動したほうがいいですよ


さて、どの発言が「ファンチ」に該当するのだろうか。

正直なところ分からない。さすがに「ファン」と「アンチ」の区別はできる(と思いたい)が、「ファン」と「ファンチ」、「アンチ」と「ファンチ」の区別ができない。ある程度の個人的なラインは持ち合わせているが、他の人が全く同じだとも思えない。

ネットにおける「アンチ」は対象が嫌いなのは分かる。
ただ、「ファンチ」は別に嫌いではないしむしろ好き故に…という場合が多い。個人的な愛から自覚無自覚問わず批評家感覚でアンチ同然の行為をしてしまうのではないか。

今までは冷静な議論の種になった批評も「ファンチ」の一言で片付けられしまう?
気に食わない人がいたらそれは「ファンチ」?
少数派の意見も「ファンチ」なのだろうか?


大なり小なり対象に思うところがあっても、エゴサされるから発言できない。仮に発言して、それを本人が傷付くことなく真摯に改善点として受け止めた場合でも、「ファン」から「ファンチ」認定され叩かれるかもしれない。

それなら匿名で…となっても、やはり対象がそう思ったらそう認定されるのだ。


こわっ。気軽に発言できないよこりゃ。

Vtuberがファンチによって疲弊するのであれば、僕らは見えない線引きに疲弊するのかもね。










僕は「ファンチ」行為をしたことはない(と自分では思ってる)けど、他人から見たらどうだか分からない。もちろん、ファンチ認定チキンレース的なことをするつもりもない。

さあ、リスナーの発言はどこまで許されるのか。


#Vtuber
#バーチャルYouTuber

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