第3の目(岡目八目) 17

自己革命について!
先ずは、自らを依存主義から脱却させることである。
私が2021年4月23日第3の目(岡目八目) 16号 以後の
投稿を控えて来たのは、あれだけ反対していたオリンピックを
1年延期したコロナ禍で無観客動員と言う前代未聞の大会を
無理矢理実行した。当然経済効果はマイナスにしか働かなかった。
然も、その裏で醜いお金のヤリトリが明らかになったにも拘わらず
誰も、此のオリンピックの責任を取る者は現れ無かった。
その後に起きた各種の問題も、その真相が明らかになったにも拘らず
誰も裁かれていないのです。裁きは神の権限で有るとは言え、
令和4年が、その時と思っていたが気付けば今日に至って仕舞っている。
多くの国民は無知蒙昧であるとふんだ政府とマスコミが共謀して
プロパガンダを強行した。国民がこれに対抗するには、自ら依存主義
から脱却し自己革命を起すしか有りません。
其れでは、何思って自己革命と言うのかと申せば、真理*真実を見極める
目を養い、同時に倫理とは道徳とは正義とは、どう在るべきかを自らの
手で解き明かし、民主主義国家である日本がグローバル化した
資本主義経済と如何なる折り合いを付けて行くべきなのかが、問われている
かつて、実業家の松下幸之助や本田宗一郎は独自の経営哲学を持って人件費
をコストと考えてなく、従業員が暮らし易い経営に心掛けた。
松下幸之助は、晩年に「松下政経塾」を設立し多くの若者達がここで学び
巣立っていった。そして一部政治家や実業家が生まれたが、残念ながら
彼の持つ世界観に到達できた者は、今だに現れていない。

かつてヒットラー率いるナチスのプロパガンダによるナチズムに翻弄された
ドイツ国民は、ユダヤ人の大量虐殺に止まらず第二次世界大戦へと突入して
しまった。今の日本は此のような過去の歴史から学び取るべきところなのに
むしろ、此れを世襲しようとする動きさえ見えている.

此の日本が今置かれて居る危機感を一体何人の人達が共有出来ているのか ?
政府とマスメディアによって無知蒙昧と見下された多くの国民は30年に渡る
デフレ経済の中で加えてコロナと戦争による輸入物価の高騰に伴い国内の
全ての物価が高騰したにも拘らず、ずっと賃金は上がらず多くの国民はここに
来て心身共に疲弊して仕舞った。
然し、無知蒙昧と見下されたままで良いのか、プロパガンダに依る情報に翻弄
された今だからこそ自己革命を起こさなければならない。

最後に、日本史と世界史を選択科目として学んで来た「z」世代の人達に次の事
を伝えます。
604年飛鳥時代に民主主義の骨幹とも言うべき平和を旨とする「第十七条憲法」
を聖徳太子が制定した、その一条をここに明示すると
「一に曰く、和を持って尊しと為し、逆らうるること無きを宗とせよ。
  人皆党有り、又達れる者少し.是を以て、或は君父に順はずして、
  また隣里に違う。然れども上和ぎ、下睦びて事を論ふに諧ふとは、
  則ち事理自に通ふ、何事か成らざらん。
以上

大和秀法                           

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