第3の目(岡目八目) 14

オリンピックとスポーツの在るべき姿とは⁉️ (part2)

1964年10月10日に日本の首都東京で開催されたオリンピックは正に
オリンピックの在るべき姿、そのものであった。
然も、万国共通語としてエスペラント語が生まれましたが残念ながら
国際的な発展には至らなかった。そこで施設の利用やいろいろな標識を
簡単に、理解出来るように絵文字(ピクトグラフ)を発明し国際的にも
認知され、高い評価を受ける結果を生じた。
「東京五輪レガシー」として永久保存すべき記念のオリンピックが
あったのにも関わらず、
2009年 石原都政の折、既に「商業オリンピック」化した五輪をば  
     2016年開催に誘致の為、立候補するも残念ながら落選す。
2013年 猪瀬都政の折、安倍首相を筆頭とするプレゼンチ-ムを結成
     2020年開催の「オリパラ」誘致に傾倒の結果、当選に成功。
然し、多くの都民も国民も意外と冷めた気持ちで、受け止められていた
ように思われた。
更にこの気持ちを増幅させる決定的なことが起きたのです。
それは、オリンピックの華であるマラソン競技の競技場を
2019年9月 I O C バッハ会長とコーツ副会長兼調整委員長が唐突に
東京から北海道の札幌に競技場を変更するよう指示があった。
理由は、8月にドーハで行ったマラソン大会が暑さのため4割の選手が
途中でリタイアして仕舞った事にあります。然しながら開催都市東京は
具体的に暑さ対策を実施していたにも関わらずハシゴを外されて仕舞った
のである。これ程都民と国民を愚弄したはなしは無いのです。
此の時点で、東京都にイニシアチブが与えられたはずであったが、残念
ながら「商業オリンピック」と言うウイルスに感染して仕舞った輩には
「中止」と言う選択肢が無い事は大変不幸な事でしか有りません。
そこで、平成生まれの若者達や世界に向けて過ぎ去った1964年(昭和39)
の東京オリンピック大会を、NHKが責任を持って「ア-カイブズ」として
放映して頂くことに寄って、オリンピックの真の在り方を學んで頂きたい。
尚、開催日を10月10日に拘ったのは、余談に成りますが、当時気象庁が
観測して来たデータの中で一年を通して一番天候の安定した日であった
からです。
その後、「体育の日」として小、中、高の学校の運動会や体育祭
の毎年恒例行事として定着していたのである。
然るに、いつからか知らないが総務省が勝手に3連休に拘り「体育の日」
が毎年の如く変わることに止まらず、「スポーツの日」に変更して仕舞っ
たのである。
総務省に物申す!10月10日は「東京オリンピック」の誕生日である事に
思いを馳せ、原点に立ち戻って考え直せ‼️
2021年3月25日に見切り発車した「東京五輪聖火リレー」についても
スポーツの在るべき姿と共に次回に-----------------------ーーつづく。

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