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ネイルはしたいけど、ネイルサロンはめんどくさい。


先週までは、貼らないカイロをポケットに忍ばせていないと気が済まなかったのに、ここ数日は日中ダウンなんてきていられないくらい暑い。ヒートテックなんて着てしまった日には、ひとりで勝手にのぼせてしまう。誰かのやさしさでオンになっている暖房の風が、今は憎い。かと思えば帰り道は、急に寒かったりする。忙しない気候だ。


突然だけれど、私の爪は薄い
きっと、爪の薄さなんて意識さえしたこともない人だってたくさんいるだろうけど、とにかく私は爪が薄い。

爪まで栄養が行き届いていないのか、なにせ割れやすく、いつもバキボキ割れ二枚爪になってしまう。おまけにいびつに割れた裂け目で、大切な服の端をひっかいては糸を引っ張り出したり、爪のお肉が露出して指先が悲鳴を上げるほど痛くなったりしてしまう。


自分の意思とは関係なしに、いろんなものを傷つけてしまうのは、なかなかショックだ。まるでハリネズミにでもなった気持ちになる…。


そこで、月に1度、正確には4週間に1度、ネイルサロンに通うことにしている。

もうかれこれ何年も律儀に、カレンダーの季節の絵みたいに、月ごとに爪を装飾するという季節行事を小さなキャンバスの上で続けている。

節約を考えてセルフネイルも試したけれど、毎日の家事と、パソコンのタイピングに耐えうる強度を考えた結果、サロンでプロにお任せするほかなかった。
(ネイルサロンは毎月¥5,000~8,000くらい、メニューは一緒でも、値段が変わる不思議な料金体系。いまだに仕組みがよくわからない…)


ネイルサロンに通い始めて、早7,8年。20~30軒くらい渡り歩いては、その時その時の自分にマッチしたサロンを探し続けている。たくさんのネイルエピソードがある私だけれど、実は毎月ネイルサロンに通うことがあまり好きではない。むしろおしりが地面にへばりついてしまうくらい、腰が重い…

それでも私がネイルサロンに通い続ける理由だとか選ぶ基準だとかについて書いていたら、熱くなりすぎてとんでもないボリュームになってしまった。(誰かこんな内容に興味がある人はいるのだろうか…)まとまりがなくなってしまいそうなので、今回は割愛。

偏見にまみれたネイルサロン日記ならいくらでもかけそうな気がする。今回のボツ下書きを再編集して、またいつか載せるつもりだ。



ネイルの遍歴や、細かなこだわりについては今回語らないとして、一言どうしても言いたいことがある。


ただ一つ、ネイルサロンに毎月通い続けるのはなかなかめんどくさいということ、それに尽きる。放置しておくと爪が割れたりカビたりしてしまうので、健康にかかわるのだ。しかもジェルネイルは、自宅の除光液なんかではオフできないという厄介者…。施術時間も短くても一時間以上。


ネイルは、時間とお金を自分の好きに使えるからこそできる娯楽なのだ。


かわいいを手にするのは、そう簡単じゃない。生活に必須じゃないし、安くないし、通い続けるのも億劫……
そんな気持ちを誰かに共感してほしいのだ。


それでもネイルを続けてしまうのはきっとネイルの沼にまんまとハマってしまったということなんだろうな…。


ちょうどネイルサロンからの帰りの電車の中でこの下書きを書いている。こんなにもサロンに通うのめんどくさいなあと思っているのに、まんまと、来月の予約まで取ってしまった。エンドレスループである。私はほんとつくづく懲りていない(笑)


ネイルに限らず、一度やり始めたらやめられない(やめにくい)沼は、他にどんなものがあるのだろう。
沼落ちしまう前にご教授願いたい。
どうぞ、よろしく。

最近は専らパン作り沼。いつかのシナモンロール。


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