RPAの魅力を考察してみた



システムを構築する要素の一つにデータの連携があります。

 

セキュアではあるがお金がかかる仕組みとしてHULFTのようなファイル転送でトリガで作ることも可能ですし、DataSpiderのようなデータ連携もあります。

 

一方で、EUCはどうでしょうか。

 

RPAのようなもので、業務を整理・統合することが可能ですね。

 

多くのUIを統合することが可能になりました。

 

EUCのようなユーザー環境の連携の仕組みと、サーバー間(企業間だったり、ASPどうしだったり)の連携の仕組みの分水嶺を自分なりに考えてみました。

 

例えば、受付業務によって作成されたデータを共有するとき、HULFTで提供することも可能だし、やろうと思えばCTIからRPAでリアルタイムに抜き出して提供することもできる。

 

なんでもかんでもHULFTやDataSpiderだ!いいやRPAだ!というのではなく、優先すべき内容によって提供できる改善をそろえておくことが大切ではないだろうか。

 

取り扱いが難しいファイルであれば、HULFTもいいだろう。

連携に重きを置くのであればDataSpiderを優先するのもいいだろう。

まずは現場のソリューションということでRPAもいいだろう。

 

例えるなら大掃除や模様替え(といえば語弊があるかもしれないが)をするのに、ここから手を付けなければならない、というルールはない。

 

そして残念なことに大掃除や模様替えを進めていくうちに、すでに実施したところが汚れたり思っていたのと違うかもってことは往々にしてある。

 

そう考えると、高水準をいかに維持するかが目標になるのではないだろうか。

そしてそのためには日々の掃除や整理整頓が重要であることは容易にわかる。

 

RPAの魅力はそこかもしれない。

 

常に身近に掃除や整理整頓に使える道具としてRPAを手元に置いておいて、定期的に業務の棚卸、整理整頓、統合などに時間をかけていれば、非常にスマートでシンプルな業務に近づく。

 

世間でミニマリスト(あまり興味はないけれど)が流行っているけど、業務においてはミニマリストがいいのかもしれない。

 

また、業務がシンプルであれば社内全体で業務を分類し、フォーマットを共有することとかも可能になってくるのだろう。

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