見出し画像

双子と在宅酸素と旅のしおりと【飛行機編】

在宅酸素療法をしているものが飛行機に乗るには、手続きが必要です。だって酸素ボンベは航空法に定められた危険物だから!

航空会社に届け出る

日本航空
https://www.jal.co.jp/jalpri/pre-application/oxygen.html

全日空
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/share/assist/support/medical/oxygen.html#anchor010

医療用酸素ボンベを航空機の中で使用する場合は、それぞれに所定の手続きがあるのでそれに従います。
我が家は全日空を使用するので、まずは相談デスクに電話をすると、予約ステータスに酸素ボンベが必要なことが付加されます。そのほか、全日空側に伝えて欲しいことについて指示連絡がありますが、これは先ほどのリンク先にある書式に記載すれば足りる内容です。(後述します)

診断書を依頼する

これが一番重要です。
それに比べたら家族が書く書類などは微々たるものです。

この診断書が少ーーし面倒だったのです。
というのも、この診断書は「搭乗日から14日以内」に発行されたものである必要がありますが、仁桜花の病院の診断書をもらうのに申込みから2週間程度かかるのです。
14日以内に診察してもらって、診断書をもらうのは無理では?? そうするとこれはいつ申し込みをすればいいのだ???

考えてもしょうがないので、仁桜花の病院は文書受付係があるので、そちらにズバリおうかがいしました。

サイトのPDFから診断書の書式を印刷して窓口に持って行き、かくかくしかじか、出来上がるのに二週間かかるのは知ってるんですけど、今頼むと今日の日付になっちゃいます?それだと困るんですけど、云々……係の人に説明すると「大丈夫ですよー」との頼もしいお答え。
たまたま診断書が出来上がりそうな日の直近に定期通院の日があったので、受け取りはその日にできるように、診断書の日付は搭乗日から14日以内になるように●日以降の日付と注意書きをしてもらうことで、齟齬のない診断書を書いてもらうことができました。

家族が書く書類

前述した全日空に連絡をするための書類ですが、身体の不自由な方がみんな利用する書式なので、車椅子の使用などに大きく紙面が割かれていて、酸素ボンベに関することは1項目くらいしかないのです。酸素ボンベの具体的な内容については、お医者さんの診断書に記載されているので、詳しく書く必要はないからでしょう。

そして、その主な内容は酸素ボンベを【自分のものを使うか】【航空会社が用意するものを使うか】の申請です。基本的に【自分のものを使う】ことが多いと思います。

なぜなら航空会社のものは高いからです!

全日空は一区間3000円だそうです。長時間フライトや、酸素流量が多い方だと酸素容量が足りなくなってしまう可能性もありますが、仁桜花の容量で国内線なら大いに余裕があります。そりゃあ安い方を選びますよね……

予定通りに通院日に出来上がった診断書を受け取り、書類一式を全日空に送付しました。
これで準備はバッチリだぜ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?