こんにちは、エレポップシンガーソングライターのイロハマイです！

最近、誰にも見られていないところで積んだ徳について、誰かにえらい！と言って欲しいと思ったので書きます。



きっと、こういうのはこっそりやるのがカッコいいんですが、泣きそうになりながら勇気を振り絞って善行を積んだので褒めてほしいと思ったの…。

ちなみに、みんなが大嫌いな虫の話ですので、苦手な方はそっと閉じてください。説明のため、とってもデフォルメされてるけど絵もあります。

…大丈夫ですか？話しますよ？

少し前、住んでいるマンションの入り口から入ってすぐの廊下部分にGの亡骸が落ちていました。

デフォルメしたイラストでも気持ち悪！！！
すみません！すみません！

発見した時は急いでいたのであまりよく見ておらず「うわ！？！？(やべぇ！ゴキ○リだ！距離をとって避けろ！)」と脳が瞬時に判断し、素早く通り過ぎたので亡くなっていることに気が付かなかったのですが、

帰ってきた時にも同じ場所にいたので、あれ？と思い少し遠くから観察したところ、ひっくり返った状態で亡くなっており、見たくない足がウゾウゾしてる部分が露出していて最悪の状態でした。

ツヤツヤで　とってもリアルで　嫌すぎる

(心の俳句)

亡骸が落ちていたという事は誰かの家で毒餌
を放ったか、バ○サンを行ったか、なんらかの方法で始末されたということです。

そして、その場合、奴の仲間たちが他の家に逃げ込んでくる危険があるかもしれない…！

そこで、私は自分の部屋に噴射式のGがいなくなるスプレーを撒き、入り口や窓のところにもG避けスプレーをして自宅の防御を強化しました。

そして、明日にはあの亡骸がなんか上手い事いってマンション内から消えている事を願いました…。

次の日。＼ﾁｭﾝﾁｭﾝ／

出かけようと恐る恐るマンションの出入り口へ向かうと…
見えてきました、黒い小さな塊！

まだ、奴は其処におりました！

そして、次の日も、その次の日も。

同じ場所にずっと横たわっています。
全く動きません。

入り口を通るたびに嫌な気持ちになり、家に帰るのがすごく憂鬱な気持ちでした。
きっと、マンションの他の住民の方々も嫌な思いをしてると思う…。

みんなが、「なんとかなれ…」と願っていた事だろう。しかし、願うだけじゃこの世界では奇跡は起きないんだ。

「…私がやるしかない。」

Gの亡骸を、片付けよう。
明日からの自分の朗らかな朝のためにも、このマンションに住む全ての人々のストレスを無くすためにも。

そう思い立った私は、

「ゴ○ブリの死骸　片付け方」

とネットで検索し、いくつかの方法を学んで実践することにしました。

その中でまず試したのが「風」です。

亡骸は通路の割と真ん中に近くに鎮座しており、ぼーっとしていたら誰かが誤って踏んでしまう危険もあったので、とりあえず風で吹き飛ばして端に寄せようという作戦でした。

まず、厚めのA4冊子を持ってきて、全力で風を起こしてみました。しかし、全く動きません。

そこで、強めのハンディ扇風機を持ってきて風を当ててみましたが、ぴくりとも動かず「エ〜！？！？なんでェ！？」と声が出て少し笑ってしまいました。心は泣いてました。

そこで一旦自室に帰り、今度は「割り箸とゴミ袋」で片付ける作戦に出ました。

もうしっかり回収して安心の日々を送りたい。

しかし、割り箸の長さだと手と本体の距離が思いの外近く、数分間格闘しましたが、上手くつまめなかった場合に手が滑って跳ね飛んだりしたら…などと考えると恐怖に打ち勝つことが出来ませんでした。

「こんなの無理だよぉ…」などと独り言を呟きながら半泣きで自室に帰り作戦を練り直し、最後は「割り箸&ガムテープ&ゴミ袋」で決着をつけることにしました。

あとは、「コンタクトレンズを外す」

よく見えなければ、ゴキブリなんてただの黒い影です。ぜんぜん怖くない！！！

作戦はこうです。

割り箸にガムテープを巻き付けて、長めに垂らしてそこにGをくっつけ、そのままゴミ袋にINしてゴミ捨て場に持って行って捨てる！！！
(ゴミの日の明け方に決行)

という事で、遂にやりました。私は。
使命を全うしました。本当に偉い。

ガムテープにもあまりくっつかなくて一回ポロって落ちた時には悲鳴をあげそうになったけど耐えて、しっかりくっつけてちゃんとゴミ袋に入れ、それをもっと大きなゴミ袋に包んで二重に封印し、しっかり縛ってゴミ捨て場まで運搬しました。

こうして、我がマンションに再び平和が訪れたのです。

きっと次の日に入り口を通った住民たちは「おっ！無くなってんじゃん！良かった〜！」って思っただろうなぁ！

その平和が、孤独に戦った1人の勇者のおかげだという事は、私とこのnoteを読んでくれたあなただけが知っているのです。

ま〜た徳を積んでしまったな。
来世はきっと大富豪だ。

〜happy end〜