1-1-1 物質の三態と状態変化

こんにちは。いろはです。
高校化学初回の投稿は、物質の状態変化についてです。化学基礎と重なる部分もありますが、ここを知らないと先へは行けないので、確認しておきましょう。

融解・凝固

一定圧力のもと、ある物質が融けて液体になったり、逆にある物質が固体になったりする温度がある。固体→液体の場合を融解と言い、純物質の場合この温度は一定に保たれ、融点という。融点において、固体1molが融解するために必要な熱量(エネルギー量)を融解熱という。液体→固体の場合を凝固といい、この温度を凝固点という。液体1molが凝固する際には、融解熱と同じだけの熱量が放出され、これを凝固熱という。純物質の場合、融点と凝固点は等しい。

蒸発・凝縮

液体から気体になる現象を蒸発といい、気体から液体になる現象を凝縮という。液体1molが蒸発するのに必要な熱量を蒸発熱といい、凝縮の際に放出される熱量を凝縮熱という。純物質の場合、蒸発熱と凝縮熱は等しい。液体が沸騰(後の記事にて)する温度を沸点という。


今回はここまで!
いろは。

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