黒板

伝えたい言葉≠心を掴む言葉

イベントではA4サイズのPOPを掲げて商品のアピールポイントを書いています。
「軽くて楽!紙で作ってます!」というメッセージを印刷したものなのですが、これが全然見ていただけないんですよ〜
どうしたら良いんだろうな〜と思っていたところ、姉が黒板ワークショップのことを教えてくれました。
手書きであることと、黒い背景に色が乗ることで黒板って目を引くんですって。

黒板って可愛い字が書ける人や絵が上手い人がやるものだと思っていたんですけど、このワークショップでは"上手さは関係ない"というスタンスだということなので、昨日参加してきました。

ワークショップは本当にためになるお話がいっぱいで、3時間があっという間に過ぎてしまいました!
そして私が今まで掲げていたPOPは、お客様の心を掴む言葉ではなかったということにも気づきました。

私はハンドメイド作家を始める時に、しっかりしたコンセプトを打ちだそうと決めていました。アクセサリーが溢れているこの世の中で、ただ「可愛いアクセサリー」とかいうふわっとしたコンセプトでは駄目だと思っています。
ですから、どういう作品を作ってるの?と聞かれれば、「軽さと彩りにこだわって紙でアクセサリーを作っているんです」と明確に答えられます。
イベントでも「紙で作っています」と言うと必ずお客様がビックリして足を止めてくださるので、POPにもそれをアピールしていました。
でも紙だということに驚いた後は「じゃあ軽いんでしょうね〜」とか「凄いわね〜綺麗ね〜」で終わってしまうのです。

それはきっと、紙で出来ているからどういうメリットがあるのかが伝わっていないんです。軽いって言っても、どれくらい軽いのか伝わっていないんです。
作る側は「紙だから軽い、軽いから落ちにくいとか耳が痛くないとかすぐにわかるはずだ」と思ってしまっているわけなんですけど、それは思い込みなんですよね。

ワークショップで言われたのは、何故私が紙にこだわっているのかというストーリーを知りたいとのことでした。
今は物が溢れていますから、どうしてもその作家から買いたいと言う理由がないと駄目だということでした。「こだわりが分かってもらえたら、きっとあなたから買いたくなるわ」と言っていただけました。
でも、私が紙にこだわる理由は初めてのnoteに書いたようなとても長いストーリーがあるわけなんです。それをコンパクトにまとめて、小さな黒板の中に収めて、お客様の心を一瞬でギュッと掴んでしまうようなキャッチフレーズで足を止めてもらって読んでもらわないといけないんです!
それってとても難しいことです...

今回のワークショップで、改めて自分のショップと向き合うことになりました。そしてこれから色々な看板を見ながら、どういう表現で私が足を止めたくなるのかを研究しなければいけません。
このワークショップはキャッチフレーズ編というのもあるので、そちらも参加したいと思っています!

良い作品を作っていても、どんなに熱い思いが込められていても、それを知ってもらわないと意味がありません。
作品だけではなく、伝える力を身につけないといけませんね!

私が受けたワークショップは「黒板マーケティング研究所」というところのワークショップで、黒板の書き方よりもそれによって何をどう伝えるのかという、伝える力に着目してお話ししてくださいます。
http://rumikokuban.com

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆

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いろtoいろ (いろといろ)
軽くて彩り豊かなアクセサリー
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