サミット製油 - 写真と水彩風イラストの合わせ技

アーキタイプさんの制作事例「サミット製油」、この表現はイノベーションだ。透明な油の種類を、統一の容器に液体の油を入れた写真と、原材料の「イラスト」を重ねて並べるという手法。製品一覧の写真、添えてあるイネやとうもろこしは写真かなと思ったら、全部水彩画風のイラストを書き起こしているらしい。

扱っている製品が透明な油(特に店頭用パッケージがない業務用)だとして、その「中身」を原料のビジュアルとセットにして整理する、というところまでは思いつけるかもしれない。イラストではなく、実物の写真でも実現できそうではある(たぶんトップメインビジュアルの菜の花とアボカドとナッツは写真だと思う。この方向でも出来うる)。

しかしこのサイトでは、花の形や色など特徴を際立たせることで存在感を増し、透明な写真の後ろ側に少しだけ透過させるなど、グラフィックデータならではのつくりこみが鮮やかだ。これだけのデザイン品質があると、一覧画面でラインナップを俯瞰したとき、とても強い印象を与えられる。イラストとスチール写真の合わせ技でこその結果だ。「製油 製品一覧」で検索して数社見たけれど、「パッケージラベルのカラーバリエーションに逃げない」アプローチが見事である。

スペック情報もしっかりしている。この写真、拡大して見たくなる。

高精度な水彩画風イラストの田中まゆこさん、他の作品もディテールめっちゃ細かい!!(こういう写実的な絵画、個人的に大好きです)

食品系プロダクトのバリエーション表現、見習いたい。


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入谷 聡 (illy)

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