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タスク管理の「ホームポジション」はどこだ

やるべきことをどこに書いたらいいのか?という問いに答えるのが「ホームポジション」というキーワードだ。こと言葉に出会ったのは、ライフハック業界の古株でおられるR-Style倉下さんの新著。

コンビニ店員として働いていた倉下さんが、レジに貼ったレシートの裏紙にやることを全部書きだして、終わったら消す、というスタイルの紹介から本書は始まる。これが聞くのは、店員さんにとってレジ前が「常に戻ってくる場所、いちばん多く居る場所」=ホームポジションだからだ。これがスタッフから店長に変わると、レジ前がホームポジションではなくなる(事務所とか違う場所にいることが増える)ので、違う仕組みが必要…と話は続く。

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毎日デスクワーク/パソコン仕事の自分の場合、ホームポジションはAsanaだ。オフィス、家、客先、カフェ、どこにいてもまずブラウザを開いてAsanaの「My Tasks」を見る、というクセがついているので迷いがない。やるべきことは全部Asanaに書くし、思いついたらAsanaに放り込む。

タスク管理のコツは、こういう「とにかくまず見るとこ」を持つことだと思う。何をホームにするかは多数の流派があるので、Todoistでも、Notionでもいいと思う。アナログな人は手帳でも。使いやすく信頼できるツールにひとつ出会えたら、しばらくはそれでやっていけるはずだ。

ラケットスポーツをやる人は特に、ホームポジションの重要性を体感しているかもしれない。スカッシュもバドミントンも、「打ったらすぐ中央に戻る」というクセをつけないと隙ができるので、初級段階で真ん中に戻ることを強く意識して練習する。

タスク管理も「ホームポジションに戻る」習慣づけを集中的にやると、こぼさなくなると思う。

あなたのホームポジションはどこですか?

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