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再訪したくなるwebサイトってなんだ

よく「再訪したくなるwebサイトにしたい」というオーダーとか、「再訪を促すコンテンツづくり」という他社さんの提案を耳にするんだけど、「再訪したくなるサイト」なんてどれだけあるのか?

たとえば昔よく読んでいたほぼ日は、確かに「今日の更新コンテンツは何かな」って再訪してた。某カードゲームの攻略サイトは、新しいイベント情報の攻略出てないかなとか、デッキのTierランキングに変動あるかなとか気になって再訪する。クックパッドはアプリで検索するし、たまに旬のキーワードを見たりする。i/o3000とかAwwwardsとかのギャラリー系サイトも、たまに訪れて更新をチェックする。

「再訪したくなる」のは、定期的にコンテンツが更新されることが予見され、かつ時期時期の更新コンテンツにこそ価値がある場合だ。

たとえば「更新感を出すためにメインビジュアルに季節感を取り入れましょう」とか「動いている感を出すためにメインビジュアルを動画にしましょう」とか(確かに動画は動いている感はあるだろう)、読み応えのある取材記事を置いたりとか、意味が無いとは言わないが、「再訪したくなる」というゴール設定はそぐわないと思う。そもそも「サイトに再訪する」という行動自体が、弱い。ただ、そういうストーリーを言ってしまいがちだ。

確かに更新しないサイトは用がなければ見に来られないが、更新したからといって見に来られるわけでもない。webの運用は難しい。どういう順番で考える必要があるのだろうか?

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