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「12」の歩み (1)

こんにちは。イルマーヤです。
2回に分けて占星術の「12」を書いていこうと思います。
12という数字は占星術では「ハウス」と「サイン」にあります。

今回は「ハウス」について書いていきます。

ハウスっていうのは、ホロスコープのお部屋のことです。
1ハウスから12ハウスまであります。

1ハウスが始まりで、12ハウスまでの旅をしていきます。
12ハウスまで行ったら次のサイクルの1ハウスに行きます。

そして、12ハウスはそれぞれ、12サイン(星座)とも相関します。

「ハウス」は、人間として地上で生きていくための「場」とか
「舞台」と例えられることもあります。
(「サイン」は、「性質」とか「衣装」に例えられたりします。)

ざっくりとしたハウスの表す意味は

1ハウス 生まれる。
2ハウス 自分自身を感じる。
3ハウス 外の世界と関わる。
4ハウス 安心を求める。
5ハウス 自己表現する。
6ハウス 奉仕する。
7ハウス パートナーシップを求める。
8ハウス 他者との深い関わり。
9ハウス 精神性を学ぶ
10ハウス 社会参加、天命を知る。
11ハウス 社会改革、貢献。
12ハウス 神秘性、集合的無意識。

12個の舞台(ステージ)を、生まれてから辿っていきます。

そこにどんな役割で、どんな衣装で立つのか。

(占星術では、天体(役者)がどんな衣装(サイン)で
どのステージ(ハウス)にいるのか、他の役者との関係性は?と言う
感じで読んでいくのです。)

ホロスコープをぐるぐると歩みます。

1から12までいくと、また1に。
でも、元に戻るのではなく、イメージ的には螺旋階段。
12まで行ったら、次の段階の1に。

人は生まれ変わりながら生きていくのだな。と思いました。

アドラー心理学の岸見一郎先生の本をペラペラとしていた時
(ちょっと知りたいことがあって、どこに書いてあったけなーと探していたら)

変化することは、「死そのもの」なのです。

という一文が目に入りました。

「トラウマはない。」と言う冷静な哲人と
「そんなはずがあるか!」という熱い青年のやりとりで
私もぐぬぬーーーとなる部分です。
哲人は「今」の大切さを教えてくれるのですが、
ぐぬぬーーーという抵抗感を薄めるのは時間がかかりました。
何度も何度も読んだり。いろいろ思い返したり。して。


それはさておき、その一文を見たときに、
このハウスの示す「12」を感じてみたいな
と思ったのです。

ハウスは、「人間の一生」だけではなく、
人のもつ感情や、いろいろな物事にも当てはまる
「場」であること。

いろいろな「ぐるぐる」が世界を取り巻き、
動いている。

その中で、死と再生を繰り返しながら、
私はどこにいきたいのか??


天体は、時々「逆行」と言う動きをします。
実際に逆向きに動くわけではないのですが。

逆行すると、一つ前のハウスに戻ったりします。
それは、やり直しのチャンスはいつでもあるんだ、と言うことを
教えてくれる感じがします。
もう一度できるチャンス。
宇宙の采配は、救いの手がある、優しいものだと思います。

もう大人になったから
もう○○歳だから
みたいな感じより

いつでも、スタートできるし、
学び直しもできる。
スムーズな一本道を行くことだけが「正しい」道ではない。

って思っていた方がいいなぁ。


気づいた時に、学べる、がいいなぁ。


・・・また宇宙に飛んでいきそうな意識が戻ったら、
次回、12個のサインについても思いを馳せてみます。


タイトルのところの写真は、手作りホロスコープ。笑
ぐるぐる回って便利です。500円で販売中です。嘘です。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう。

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