ユーザーインタビューって何を聞けばいいの?仮説検証ができる質問の作り方

ヒトメディアのデザイナーのばっこ(@is178)です。

スタートアップの失敗の原因の多くに、「顧客」や「課題」の存在を確認せずに、思いつきの「解決策」を作り込んでしまう、というものがあります。

「多くのリソースを費やしてプロダクトを作り込んでしまってから失敗に気づく」なんて事態を避けるために、ユーザー調査が行われます。

この記事では、ユーザーインタビューでどのように「顧客・課題・解決策」の仮説検証をしていけば良いか、手順をまとめてみました。

1.「顧客・課題・解決策」のセットを確認

まず、クライアントやチーム内で「顧客・課題・解決策」の3セットを議論して、文章として明確に定義します。

例えばですが、

・顧客:一人暮らしの大学生・課題:食生活が偏って、体調不良が続いている・解決策:偏りなく栄養が取れる献立を紹介するサービス

といった形になります。

インタビューを始めればすぐに見込みの無いものは見えてくるので、最初の時点ではそれほど精度を気にしなくても大丈夫です。

2.セットの前提となっている仮説を洗い出す

「顧客・課題・解決策」のセットが決まったら、その前提となっている仮説を洗い出します。

先ほどの例で言うと、例えば、

・一人暮らしの大学生は食生活が偏っている・一人暮らしの大学生は、食生活の偏りにより、体調不良になっている・一人暮らしの大学生は自炊をする

などでしょうか。

3.仮説を元に質問リストを作成

前提となっている仮説を洗い出したら、それらを検証するための質問リストを作成します。

先ほどの例で言うと、例えば、

・普段はどんな食事をとっていますか?・最近病院には行かれましたか? / 最近学校やアルバイトなどを休んだことはありますか?・朝・昼・夜はどこでご飯を食べますか? / 普段は自炊されていますか?

などでしょうか。

また、立てた仮説に関する質問以外にも、普段の生活について広く浅く聞くことで、想定していなかった顧客や課題に気づけることもあります。

4.インタビューを実施する

前項までの事前準備が済んだら、実際に「顧客」に当てはまる人を探して、インタビューを始めます。

初めは身近な友達でも構いません。だいたい5人以上にインタビューをすれば、的外れな仮説や共通項目などが浮き彫りになってきます。

5.インタビュー結果の確認

5人以上のインタビューを終えたら、質問の回答を元に、「セットの前提となっている仮説」が正しかったかどうかを確認します。

例えば、

・一人暮らしの大学生は食生活が偏っている→Yes 8 / No 2・一人暮らしの大学生は、食生活の偏りにより、体調不良になっている→Yes 7 / No 3・一人暮らしの大学生は自炊をする→ Yes 1 / No9

という結果だったとしたら、最初の「顧客・課題・解決策」のセットのうち、「解決策」について見直す必要がありそうです。

インタビューのログを元に「顧客・課題・解決策」の軌道修正ができたら、また新たな「前提となっている仮説」「質問事項」を用意して、インタビューを繰り返していきます。

おわりに

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ばっこ

UXデザイナーの道具箱

「UXデザイン・UXデザイナーって何?」というお話から、UXデザイン手法の種類・使い方について。 「リーンキャンバス、ユーザーインタビュー、ジャベリンボード、カスタマージャーニーマップ、KA法」などなど。
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