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デザイナーとして大切なことはすべてサービスから学んだ vol.1

デザイナーのばっこ(@is178)です。

これまでいくつかの会社でいくつかのサービスに携わり、自分なりに、プロダクトや開発フロー・チームの意識などを改善しようと努めてきました。

その過程で、上手くいったこともあれば、いかなかったこともたくさんあり、良い面も悪い面も見てきたことで、デザイナーとしても社会人としても成長させてもらったように思います。

今回は、サービスから得た学びを整理して、4つの記事にまとめてみようと思います。ひとつめは、どの立場で制作物と関わるのかという「視点」の話です。

「制作者・事業者・利用者」3つの視点を持つ

組織で分業をして仕事に取り組んでいると、デザイナーは良くも悪くも、お金の話や利用者から少し距離を置かれた環境で、美的な観点(見映え、論理的整合性など)の追求を求めたり・求められたりして、制作者視点に偏りがちです。

しかし、本来は「制作者・事業者・利用者」3つの視点をバランスよく持つ必要があります。

なぜなら、制作者視点で、どんなに精巧・立派に見えるものができたとしても、それが利用者に喜んでもらえるとは限らないし、事業として成立するとも限らないからです。

制作物が人に使われて、価値を生むことを目指す

制作者視点に偏らないためには、制作物の完成ではなく、それが人に使われて、価値を生むことを目指します。

ものをつくることが仕事だと思っているのと、ものをつくることが仕事の一部だと思っているのとでは、仕事の質が全く異なります。常に物を作ることの先を見据えて、価値を生むことを一番に考えます。

「制作物の完成」だけを目指していると、自分やクライアントが(その場限りで)満足するような芸術作品を目指してしまったりして、制作物がその先でどのように成果を出すのか、どのように利用者に価値提供をするのかという意識が薄くなってしまいます。

価値を判断するのは利用者

「制作者視点」に偏らないために、「利用者」のことを知る必要があります。

なぜなら、『価値を判断するのは利用者』だからです。いつも制作物の美的な観点だけが「価値」になる訳ではありません。利用者視点で見たときの「価値」が何なのかを知っておく必要があります。

そのためには、「制作物を使うだけの都合のいい存在」を妄想するのではなく、利用者の普段の生活の中で、どこに課題があるのか、どこに制作物との接点があるのかを知るため、利用者と対話する機会を持つ必要があります。

利用者の文脈を理解していなければ、「何を作るべきか」の時点で間違えているかもしれませんし、「どこにこだわって作るべきか」を間違えてしまうかもしれません。

利益が出なければ、価値提供は続けられない

制作者視点に偏らないために、デザイナーも事業者視点を持つ必要があります。

事業の目的は何らかの価値提供をすることですが、利益が出なければ価値提供は続けられません。事業者視点を持つことによって、目の前の制作物の良し悪しだけが全てではないことを、デザイナーも知る必要があります。制作者としては正しいと思われることも、事業者視点で見れば間違っていることもあります。

例えば、「1pxのこだわり」に代表されるような、誰も気づかないような細部にこだわることもデザイナーの大事な仕事の一部ですが、それと同じかそれ以上に大事なのが、いかに楽して成果を出すかを考えることです。

利用者への価値提供を目指す上で、こちらがどれだけ努力をしたかは汲み取ってもらえません。利益が出てこその事業であって、アートをしているわけでもボランティアをしているわけでもありません。

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