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今日から実践できる、動画のクオリティを上げる5つのポイント

”なんで自分の映像は、YoutubeやInstaで見るようなプロのクオリティじゃないのかなー。機材が違うのかな?” なんて思っているあなた!!
残念ながら、クオリティの差は機材どうこうではないことが大半です。

じゃあ、どうすればより良い映像を撮れるのか!
今日は5つのポイントを紹介します。

1. プランニング

みなさん、映像を取ろうという時、何も決めずになんとなくカメラを持ってなんとなくクリップを撮っていませんか?最近は誰もがカメラを持っている時代です。映像を撮るだけなら誰でもできるからこそ、うまい人と下手な人の違いは、映像に意味・ストーリーがあるのか、というところに出てくるんです。
なんでもいいので、撮影に出かけるとき、事前にどのように始まり、途中どういう風に発展し、終わりはどんなものなのか、ということだけでも計画することから始めてみましょう!

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2. ライティング

一つ自分がYoutubeなどのチュートリアルをみていて疑問に思うことがあります。それは、Slo-mo設定やトランジションのことはよく話題に上がっていても、ライティングを話している人達が圧倒的に少ないという点です。なぜなら、ショットのクオリティはライティングで全てが変わると言っても過言ではないからです。しかし、照明は一番と言っていいほど映像分野で学ぶのが難しいトピックではあります。自分が映像を学んだ映画の本場、ハリウッドではLEDを何百個も使ってワンショットを撮るのがそんなに珍しいことではありません。だからと言って一般の自分たちのような映像クリーターはそんなリソースはないかと思います。
だからこそシンプルに自然光 (太陽光)をうまく使う、屋内で撮影するときは窓の近くで撮影する、などを心がけるところから始めるといいでしょう。

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3. ショットの種類を増やす

自分で撮った映像を見たとき、なんとなくつまらない映像だな、という感想が浮かんでくることはありませんか?これは、一つ一つのショットが普通・または似ているからというのが原因であることが多いです。始めたての人は姿勢を変えず、カメラを自分の顔くらいの高さまで持ってきて、カメラを動かすことなくRECボタンを押しがちです。しかし、それでは一つ一つのショットに代わり映えがなく観ていてつまらなくなってしまいます。
まずは撮る位置を変えるカメラに動きをつけてみる。それとプラスして、同じ被写体の全体半分部分的という風に分けて色々な切り取り方を試してみましょう。

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4. サウンドデザイン

皆さんはホラー映画を無音で見たことはありますか?ない方が多いかと思いますが、音をつけずにホラー映画を見ると怖さが激減します笑。この例をあげた理由はオーディオが何か映像を見る上で、どれだけ重要かというのを示す為です。映像作品は映像半分、オーディオが半分と言ってもいいほど、オーディオで完成度が全く変わってくるのです。映像のテンションにあったBGMをつけるというところから、様々なSE (サウンドエッフェクト)によって視覚の体験に音をつけて想像力を刺激するところまでを含めた全ての聴覚をデザインする、それがサウンドデザインです。
みなさんも画面に写っているものが出しそうな音を想像しながら作品のサウンドデザインを始めてみましょう!

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5. カラーグレーディング

シネマティック、という言葉が最近日本の映像業界でよく使われますが、カラグレこそ本当の意味で "シネマティック” な映像を作る重要なステップです!ライティングについて上記で触れていたようにネット上で見つけれる情報が限られていますが、カラーグレーディングについての情報の量にはさらに限りがあるように感じます。カラーグレーディングのノウハウよりも、いいLUTを買えば、誰もが映像のレベルアップができる!というような謳い文句がネット上に多く、憧れのクリエーターのLUTを買った経験がみなさんにもあるかもしれません。ちなみに自分も購入したことがあります。これに関して全否定しているわけでありません。LUTやプリセットの販売はクリエーターにとって、重要なビジネスチャンスでもあるからです。しかし、カラーグレーディングをある程度できる能力がないと、プリセットをうまく使いこなせない、というのも事実です。
まずは自分の持っているEditingソフト上で、カラーぺージをいじってみるところから始めましょう!

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