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【日本一週】 17日目 青森県 『太宰治記念館「斜陽館」』 『三内丸山遺跡』 『古川市場「のっけ丼」』 『ねぶた祭り』

2023/08/06

 こんにちは、伊左衛門です。今日は17日目で青森県にきました。ついにこの旅の最北端にきたようで感慨深いです。

 まず初めに『太宰治記念館「斜陽館」(400円)』にきました。ここは「太宰治」が実際に住んだ家であり、1907年に建てられた近代和風住宅の代表例である。

とにかく内装がすごくて、現代にあっても住んでみたいと思うほどの豪邸だった。『人間失格』や『斜陽』、『走れメロス』を生み出した太宰の生涯を除けたようで楽しかった。お土産もかわいくてつい買ってしまった。「産直メロス」いい名前や。

 続いて訪れたのは『三内丸山遺跡(200円)』で、ここも教科書で習った有名な場所です。貴重な遺跡で、縄文時代中期の大規模な集落跡です。

昔行きた人々の暮らしを垣間見ているようでワクワクした。予定が詰まっていことで長居できなかったことが悔やまれますが、竪穴式住宅や高床式住宅の中が思ったより広くてびっくりしました。文明はすごいなー。

 続いて訪れたのは『古川市場「のっけ丼」』です。具材をチケットと交換しながら乗せていき、オリジナルの最強海鮮丼が作れます。

いいつつ低予算「のっけ丼」です。お金ないですごめんなさい。

 そして始まります。誰しも一度は聞いたことのある『ねぶた祭り』が。開催2時間前にしてすでに満員御礼。どこもかしこも人しかいない。外国の方も多くみられ、すでにお祭りムード。
 その前に少し仮眠しようとベンチに座っていると、想像よりも疲弊していたのかまさかの真後ろにずっこけることに……。アスファルトに強く頭をぶつけ目を覚ましますが、あまりの寝落ちに通行人にかなり心配されました。ここでも人の優しさを感じましたが、これはあんまりじゃないか。

これはすごい、凄すぎるぞ。言葉が出ないほど圧倒された。数えきれない量のねぶたが次々と現れ、その大きさと威圧感に気圧されます。「らっせいらー」の掛け声と共に踊り子たちが皆一様に声を張り上げる。会場全てが熱をおび、何時間にも及ぶ行進の終盤には声を枯らしながらそれでも歌う鎮魂歌のように見えた。祭りで感動することなど金輪際あるだろうか、この瞬間今ここにいるのだと実感できて一生忘れないでおこうと思った。

 これが日本の伝統。これが人間の証だと言わんばかりのお祭りだった。命を削るように叫ぶ彼ら彼女らにはどのように映ったのだろう。この旅が始まって17日。確実に成長している自分、そして日本は最高の国だということを実感する日々に感動がやまない。まだまだ旅は続く。どうか永遠にこの気持ちを忘れないでいたい。ではまた。

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