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20年のサッカー人生が終わった

2024/02/17

 こんにちは、伊左衛門です。今日は20年続けてきたサッカーに終止符を打ってきました。

 幼稚園の頃から現在までサッカー一筋で生きてきたわけですが、4月からの就職に伴い本日で終幕となります。思い返せばかなり長いサッカー人生で、辛い思いもたくさんしてきました。しかし、それ以上に楽しい思い出ばかりででほんとうに幸せでした。

 最後の試合では2得点を挙げることができました。これで終わりかと、高校時代に苦楽を共にした友人たちとフィールドを駆けました。人生100年時代から見れば一瞬の記憶ではありますが、確かにここにあったと、輝いていた学生時代があったのだと生涯覚えていると思います。

 そしてYくんともあと3回でさよならです。私は関東に行くため、もう会うことはないのだろうということだけはわかります。今日の会話でLGBTに批判的な話がありました。それはすごく悲しいことのように感じ、それでいて真っ当な感覚なのだと思いました。Yくんを好きな気持ちに変わりないですが、どうも生きにくい世の中だと感じます。
 それでもYくんは否定しない気がします。好きだと伝えるつもりはありませんが、仮に伝えてもYくんは許容してくれるような気がします。私の勤務地を覚えていたり、家に遊びに行くと言ってくれたり、たくさん話しかけてくれたりしていて、今日は幸せでした。バイトの話に、地震の時にくつろいでいた話、キャンプに行きたいと呟いていたり、ちょっと小馬鹿にしてきたり。全部かわくて、全部かっこいいです。好きで好きで辛くなってしまうほど好きです。
 Yくんと最後の日に「ありがとう」とだけ伝えたい。大学生活はYくんがいてくれたから輝いていたと思うから。Yくんのことを知れば知るほど好きになって、好きになればなるほど辛くなります。このジレンマを抜け出すためにも新たな道を歩みます。この気持ちはここでしか吐き出せないので一言叫ばせてください。「Yくんが大好きだーー。この7年間ありがとう!!!」

 最後に、22年間お疲れ様でした。これから全く違う環境で生きていきます。「何やってんだろ」とか「こんな人生でいいのか」と悩む時期が何度も来ると思います。その度に学生時代の自分を思い出して欲しい。いろんなことに興味を持って、いろんな景色を見て、勉強も友人関係もどれをとっても全力でした。人として成長したし、本気で人を好きになった。世間一般とは少し感性がずれていたり、考えすぎてしまう性格にヤキモキしましたが、最高に幸せでした。ほんとのほんとに幸せなんです。どうか、自分を信じることだけはやめないで。ではまた。

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