『銀魂2 掟は破るためにこそある』感想🎞と伊東鴨太郎考察。

万斉カッコ良すぎません?
鴨太郎食われてまさァ・・・。

実写化によりめちゃくちゃロッカーにされ、スパイダーマンにされた万斉。
一人だけバイクに乗るも、走ってる皆が追いつけるくらいの速度で走ってあげる優しさを発揮する万斉。なら乗るなよ!w
仕込み刀っぽいのは良いけど、三味線使ってくれw

内容、1よりは纏まってたかな。
しかしどうもワンパターンというか、アライグマバス可愛かったけどね?
無理矢理キャラ出したりギャグにしたりせず、真面目を楽しませてくれて良いんですよ??
オールキャラでやりたいなら全編ギャグにすればいいのにな。

それにしても伊東鴨太郎完璧でした👏
真選組動乱篇は銀魂長編の中でも好きな話なので、鴨太郎の気持ちに関する部分がカットされず満足!

今回見たことで改めて伊東鴨太郎を考えてみたが、鴨太郎はやっぱり、自分の手に入れたいものとその方法が分からなくなってしまったのだろうなぁ・・・。
実力を認められる事と理解される事が強く結びつき過ぎたせいで、理解されない原因が何処にあるか疑う事もなく、認めてくれない人間は自らに必要ないと判断し、それらに理解されようと説く事もなければ、逆に理解しようと近づく事もない。

悲劇のヒロインのようには感じないから、救いを待つことも、必要以上に嘆き悲しむ事もなく、己の力を付けることで嫌でも理解させようとしてきた。
それこそが理解される道だと信じてきた。
理解される為の方法や、目的ではない、自分の根源的欲求すら見失っていただけ。
ただそれだけだ。

それを「自己顕示欲が強い」と端的に言ってしまうのは、些か乱暴だろう。
そう見えてしまう程に、彼は対人関係において不器用過ぎるだけなのだ。
そして実力主義がゆえに深く内省しないため自己理解に乏しく、未熟に映る。
鴨太郎を好くのは、それへの気づきと成長が描かれているからかもしれない。
ベクトルが違うおかげで行動的なのに受動的に見える面白さ。

万斉は原作・アニメで戦闘シーンが多く無いので、カッコいい河上万斉を見ることが出来て良かったです。

万斉と鴨太郎のファンにおすすめ!
両者のファンはぜひ見て下さい。

それでもやっぱりアニメを総合芸術と言うのがよく分かるな。
何気なく聞いていたBGMが流れないと違和感しかない。
何とかそれっぽいBGMにするか、同じ物使えなかったのかな〜。
アレがギャグパートに流れないとどうも白けるのよね。

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