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日記(09.29~10.04)

目下、新作映画の仕上げが最終局面に。ということで、本日も書き溜めた日記を吐き出す。

2023.09.29 24:53

今日は私の26歳の誕生日。朝からいろんな方から連絡が来て、心がホクホクした1日だった。

いつもより仕事を早めに切り上げて、今日は誕生日祝いにと、同僚の重田さんと安藤くんが焼肉をご馳走してくれた。今日ばかりはダイエットを忘れ、肉を喰らい、酒を呑んだ。帰り道、なぜかMOROHAのモノマネをしながら三人で帰っていたのだが、帰宅すると古川くんからプレゼントが。なんと、ずっと見たいと思っていたMOROHAのドキュメンタリーDVDのプレゼントだった。こんな偶然あるのか、と思いつつ、スマートなプレゼント方法に、古川くんの恋愛偏差値の向上を垣間見た気がして、なお嬉しかった(笑)

明日は、久方ぶりに何も予定のない休日を過ごせる。ずっと読み進められなかった小説を読んだり、溜めていたアニメを鑑賞したり、見たかった映画を見たり、いや、次の映画の企画も考えたい、それにパワプロの栄冠ナインを久しぶりにどっぷりやりたい。ダメだ、やりたいことが多すぎる。休日が1日なんて、足りない。

最近、寝る前にこうやって日記を書くのが楽しくなってきたのだけれど、どうにも文章だけでは自分の心が治らないことがよくある。それは、何かを発散したいとか、鬱憤をぶちまけたいとかじゃなくて、自分のタイピングのスピード以上に話したいこと、書きたいことが頭を駆け巡って、それに指が追いつかず、就寝の時刻も近づいてきて、ということがよくある。

ラジオでもやろうかな。誰かに向けてというよりは、寝る前の日課感覚で、やろうかな。飽き性なので、大々的に始めます!なんて言うと、挫折してしまいがちなので、更新日とかも決めずに話したい事柄やそれに合う時間があれば収録する、そういうゆるいラジオ。やろうかな。

そんなことを考えながら、花の金曜日はもう終わろうとしている。あぁ、やっぱり休日は必要だな。リフレッシュしなくちゃ、忙しさの中に何かを見落としてしまいがちになる。

おやすみなさい。

2023.09.30 23:21

今日はゆっくり昼前まで眠る。最近、夜が涼しくなってきたからか、寝ていると少し肌寒い。我が家はニャンズがいるので、年中エアコンが稼働しているが、そろそろ今の時期は、夜だけでも止めていいかもしれない。少し体が冷えて寝ているせいか、疲れが取れない感覚がある。

昼過ぎに上映回があった『アリスとテレスのまぼろし工場』を鑑賞。退屈だった。個人的に、前々から薄々感じていたことなのだが、この手の物語が苦手だ。子供同士のジュブナイルもの、もしくは青少年の先の見えない将来への不安の中での不安定な恋愛モノ、こういうのは別段苦手ではないのだ。ただ、最近のアニメを中心にファンタジックな設定では、その子供同士の物語の中に、「子育て」みたいな設定がよく組み込まれる。未来からやってきた自分たちの子供、とか、得体の知れない地球外生命体だとか、とにかく子供同士で子供を育てる設定が多い。

なんというか、大人になる通過儀礼的な要素に、子育てというわかりやすいテーマを持ち込むのは安易ではないか。多くの場合、子供が主たる登場人物になると、行動の説得力が伴わない。何かのピンチに陥った時や、物語を駆動させるとき、多くの場合が合理性ではなく、熱意や願望からくる。もちろんそれが青少年の持つパワーだし、それを映像に組み入れたときに、想定以上のカタルシスや爽快感がある。けれど、そこに子育てという要素を入れてしまうと、行動に説得力が伴ってしまう。登場人物の性格とか、固有の性質からくる行動が魅力だったはずの物語が、「子育て」を行動原理に持ってきてしまい、論理で動いてしまう。それは萎える。だって、サトシがピカチュウを守るときに、母性全開でいかれると、ちょっとキモいじゃん。やっぱり、友達だから守るわけでしょ、、、、

今後当分、この手の物語は忌避していこうと思う。

帰ってからは溜めていたアニメを見たり、猫とお昼寝をしたり、休日を満喫。夜遅くまで保護猫カフェで猫ちゃんのお世話をしている彼女と、今日は久しぶりに電話もした。聞くと、毎日のように朝からテッペン付近まで働いて、大忙しなようだが、その苦労話もトーンが明るくて、少し安心する。動物好きの彼女にとって、今の職場は居心地が良さそうだ。

2023.10.01 19:21

今日から10月がスタート。今年も残るところ、あと3ヶ月になった。思い返せば、今年は春先から映画製作の連続で、一瞬で時間が過ぎ去ったように感じる。来たる2024年に向けて、今は準備の時。早々に動き出せるように、いい年の瀬を迎えられるように、ここからの時間は考えて動かねばならない。

さて、今日は休日。とはいえ、やることが山積みで、まずは今月やるべきことをざっくり書き出す。月から金までみっちり出勤せねばならぬから、休日の時間の使い方が、本当に難しい。できることなら、週休4日欲しい(笑)とにかく、今月のやるべきことを書き出してから、カレンダーと睨めっこ。

今月は中盤でがっつり東京に滞在する予定があったり、入試などの休日出勤も多く、予定の組み込み方が難しい。気づけば、テトリスのように毎日予定で埋め尽くされてしまった。映画を完成させること、それと並行して、次の映画を考えなくてはならない。今日、正式に一緒に企画を考えて欲しいと頼んだ仲間と共に、また0から映画が始まる。予定を入れたカレンダーを見て、うんざりするのは毎月のことなのだが、今月はここにまだ不確定な予定を入れなければならない(産学協同映画)のが、なかなかにハードスケジュールだ。

とはいえ、やなくてはいけないことばかりを考えていると、気分は落ちるもの。毎日を明るく楽しく生きるために、まずはリバプールの試合日を書き出す。今月のプレミア・リーグは、三苫所属のブライトンと、宿敵・エヴァートンとのマージーサイドダービーの二試合。さらに、最近生活の一部になりつつあるポケモンGOのイベントに合わせて、数日ポケ活DAYを決める。これだけで、出勤出勤出勤、打ち合わせ打ち合わせ、副業の台本執筆台本執筆と続く悲しいカレンダーに喜びが生まれる。ここにもう少し。毎週公開の新作映画を見に行く時間を設けるのと、彼女と電話をできそうな時間を設ける。これにて今月のスケジュール調整が終わる。

スケジュールなんてものは、絶えず流動するものだが、一度こういう風に時間が余っていて、この日は大変で、と、全体を俯瞰する時間を作るだけで、全然感覚が違う。先が見えない不安感が少しは和らぐ。毎月の始まりのルーティーンワークになってきているが、今後も継続していきたい。

と今日は、早めに日記を書いている。この後、誕生日祝いにもらったMOROHAのドキュメンタリー映画を鑑賞する。その後、彼女と電話。休日の最高の締めくくりである。アディオス。

2023.10.02 19:04

久しぶりにゆっくり研究室で業務に当たれた気がする。今日は、産学の準備も慌ただしくなく、というよりは、一旦目を伏せて、いつもの業務。同僚たちが早めに退勤したものの、自分の新作映画を完成させるべく整音担当の方々が、居残って遅くまで作業するようなので、私も少し残ってみることにした。

この時間に日記を書いていると、随分鈴虫の鳴き声が大きくなってきたと気づく。思えば、今朝はかなり冷え込んでいて、半袖だと肌寒いくらいだった。今週1週間は、当分これくらいの気温の推移をするらしく、なるほど秋になったんだなと実感。ついこないだまで、昼間はまだ暑くて、長袖や上着なんて考えられなかったのだが、季節の移り変わりは激しいものだ。

そういう時期だからか、身の回りでは、体調を崩す人が増加している。軽く熱を出したものや、喉を痛めてしゃがれ声になっているもの、鼻がグスグス言っているもの、いろんな症状が見受けられる。自分も気をつけなくては、すぐに人から移ってしまうタイプの人間なので。

今日は業務が落ち着いたので、少し脚本を読んでいる。大学には月刊シナリオを中心にありとあらゆるシナリオが、そこらに置かれているので、脚本の勉強には困らない。ただ、今回は脚本というより、演出の勉強をちゃんとしたいと思う。どう書くか、よりも、どう見せるか、そして、どう動かせるか。先へ進まねば。既に世に放たれた映画の脚本を印刷して、自分ならこうする、とイメージを膨らませる。それと実際の映画を見比べていく。一気にというよりは、1シーン1シーン、それこそカットを積み重ねるように、ゆっくり確認していく。自分のイメージと他人の監督した映画とでは、当然大小様々に違うだろう。けれど、まだ型が定まりきっていない上に、「演出」について、深くも考えてこなかった自分にとっては、いい勉強法な気がする。

現場に出て、色んな監督の色んな演出を見て盗むというのは昔からよくある手法だとは思うが、それよりも深くはないものの(すでに編集されたものを見て盗むという点では、現場よりも情報量がかなり違う)、より大量の映画にアクセスできることを考えると、いいのではないか。

この勉強法でいいのかは、まだわからない。漠然と前回の作品の自分を思い返して、自分には「芝居をつける」という言葉がまだ腑に落ちていないところがあって、そこを解決するために、演技演出系の書籍や、俳優目線での書籍を探していたのだが、いまいちピンとこず、ならば我流の勉強でやってみようではないか、と始める。

どういう効果が生まれ、実際に勉強になるのか、はたまた迷走の道を辿るのか、それは神さえもわからぬことだけれど、月刊シナリオをコピー機で印刷して、ホッチキスをして、気になるところを書き込んで、という作業をしていると、大学受験勉強をしていた頃を思い出す。赤本やら参考書を、東進のコピー機を借りて印刷しまくって、解いてはページを進め、というあの日々を思い出す。あぁ、あそういえば自分は勉強が好きな人間だったなと、ふと思う。それを思い出せただけでも、なんとなく一歩進んだ気がする。

頑張ろう。

2023.10.03 23:27

今日は穏やかな昨日と打って変わって、朝から大忙しの1日だった。

とにかく例の産学協同映画では、多くの問題が起こっていたことから上長に直訴、このままではやってられませんと反旗を翻す。とまではいかないが、意見をぶつけて改善をお願いした。思いの外、対応は迅速で、今抱えている問題の多くを解決できそうで、期待。詳しくはここに書けないが、とにかく期待。

それから今日は、新作映画のエンドロールで流す音楽のデモが届いた。これで2回目のデモだが、今回のはなかなかいい感じ。作ってくれている三代くんの多才さに驚くとともに、歌詞が映画だけでなく、日常にも刺さるものになっていて、いい感触だった。もう少し手を加えるべく、明日打ち合わせる。

明日は、我が大学は土曜日授業を行うということで、平日出勤の私にとっては休日、のはずなのだが、産学の準備もあれば、今やっている仕上げ作業の、アフレコ収録がある。現場以来、久しぶりに会う俳優部との会話が楽しみだ。誕生日祝いもくれた方が来るので、しっかりお礼を言わなくては。

疲れたので今日は短め。アディオス。

2023.10.04 23:43

はぁ、今日も日記を書くのが遅くなった。

今日は昼頃から、アフレコ収録。ごく短いシーンの収録ではあったが、思いの外、身体は疲れる。俳優部の収録が済んでから、衣裳部の女の子に喘ぎ声の芝居をしてもらい、完了。なんだか最後は、すごいセクハラをしてる気分になったが、うん、仕方ない。衣裳部の女の子も、割とノリノリでやってくれたので、大丈夫だろう。お礼は、アイコス一箱でご勘弁。

夕方まで産学の作業を進め、帰る。そして、なんとなく口座を確認する。そういえば、整音費、こんだけかかるよな、とか考えながら。そして、愕然とする。あぁ、全部払ったら、俺3万しか残んねえじゃん。やばい。本当にやばい。今月の奨学金を返して、入ってきた給料で家賃やら光熱費やら払って、で、今月末にはついに現場期間のクレジットカード代の引き落とし。あ、おしまいです。ご臨終。

どうしよう、先が暗すぎる。。。

だめだ、何も考えられないや。とにかくひっそりと暮らそう。節約節約。あははは


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