見出し画像

芳醇な香りを持つ特産品コラボ-日本酒×スイーツでリラックス効果倍増?

酒米にはいろんな種類がありますが、もっとも人気があって収穫量が多いのが山田錦です。山田錦は二府三十県で生産されていますが、その八割が兵庫県産です。その中でも加東市と三木市は特に山田錦の栽培に適した特産地です。

その山田錦の特産地、兵庫県三木市で130年以上にわたり、酒造を営んできた稲見酒造株式会社と、三木市出身のパティシエがコラボスイーツを開発したそうです。

開発で特にこだわったのは日本酒の香りだそうです。原材料や調理法の工夫など試行錯誤の末、日本酒の風味と香りがしっかり感じられるガトーショコラが誕生したとのことです。

使った日本酒は「大吟古酒」という15年以上熟成させた古酒だそうです。熟成されたワインは味や香りがさらに引き立つことが知られていますが、日本酒でも似たような現象が起こります。
私は「大吟古酒」は飲んだことがありませんが他の古酒は飲んだことがあります。明らかに普通の日本酒とは異なる特有の香り(熟成香)とまろやかな味がしました。例えて言えば、ブランデーや紹興酒のような感じです。おそらく熟成中に様々な化学物質が微妙に変化したり反応を起こすのだと思います。

山田錦100パーセント使用の、熟成された日本酒をガトーショコラの中にたっぷりと入れることで、食べた瞬間に日本酒の香りが口いっぱいに広がるというスイーツになったわけです。

私はガトーショコラに限らずチョコレート菓子が好きですが、味は良くても香りがイマイチと感じることが多かったので、この日本酒ガトーショコラには興味をそそられます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?