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Shopify/Baseの成功は決済の民主化にあり!Withコロナ時代に民主化すべきものとは?

テッククランチの記事を見ている中で、こんな記事を見つけた。フランスのビデオ機能の実装を簡易化するスタートアップ”api.video”がシードラウンドで550万ドル(約5億9000万円)を調達したという記事だ。

これを読んだときは、「便利だなぁ」くらいにしか思わなかったが、STARTUP本のBASEの創業経緯を読んでいるときにコネクティングドッツしたような気がしたので詳しく調べてみたいと思った。

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BASEの創業経緯として創業者の鶴岡さんの母親が、ネットでモノを売ってみたいと感じていたものの、大手モールサービス(Amazonや楽天、zozo?)だと、固定費がかかってしまいなかなか手を出せないことが顧客の課題として挙がっていた。

一方、自分でWebサイトを作成するにしても商品情報の更新や、決済インフラの導入コストが高すぎて、それも不可能であった。

そこで、BASEは誰でも簡単に、1~2クリック、1分でショッピングサイトを開ける仕組みを提供し、コロナの影響も相まって時価総額2000億にまで成長した。

グローバルでD2Cを支えるShopifyはBASEより6年も早い2006年に創業し、同じく、ネットショップの開設を民主化した。

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ここで、思い出したのがAirbnb Storyで描かれていた、エアビーの創業間もないころの話だ。

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AirbnbはCEOのブライアン・チェスキー、CPOのジョー・ケビア、CTOのネイサン・ブレチャージクの三人で共同創業された。

おカネがなかったチェスキーたちが小銭を稼ぐために自分の部屋を貸したことや、初期のWebサイトが非常にシンプルであったことは非常に有名である。

そんな中で、日本語版のP86にはAirbnbが成長フェーズの段階で、サイトのUI/UXを改善しているときにひときわ大変だったのが決済システムであったと書かれている。天才エンジニアのブレチャージクですら実装に一か月もかかり、やっとのことで開発したものをチェスキーとケビアが見るとそのUXは最悪だっという。

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その後、ブレチャージクはPaupalを用い決済インフラを洗練させていったとあるが、一般人には非常に困難であろう。

それを解決したのが、BASEでありShopifyであり、さらには時価総額4兆を超えるStripeだと思う。

つまり、実装が困難であった決済インフラを民主化に彼らは成功したわけである。

そこで、冒頭のapi.videoに戻ると、このコロナ禍においてZoomが爆伸びしているようにビデオインフラが非常に注目されていると思う。テキストや画像と比べると動画で得られる情報は桁違いだ。

しかし、各Webサイトにおいてビデオ機能の実装は非常にコストがかかるので、躊躇している人や企業が多い。

もうわかるように、決済インフラの実装が非常に困難であった10年前と全く同じ状況であると思われる。

こういった面から、ビデオインフラの民主化を進めるapi.videoや日本でも動画の民主化を促進するスタートアップに注目していきたいと考えてた。

BASEやShopify、stripeのビジネスモデルやpaypalとの関係性についても詳しく調べていきたい!

以上、最後まで読んでいただいた方ありがとうございました!

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