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天気の子 感想

公開初日という事で天気の子を見てきました!
ネタバレ要素てんこ盛りなので、まだ観てない方はブラウザバックしてください!(そもそも、観てないと何を言ってるのかわからないと思います)。



帆高くん、大人になれよ



「天気の子」、英題を「weathering with you」と言います。

このweatherという単語、自動詞としての意味は「風化する」や「耐える」という意味だそうです。
物語が進むにつれて、東京はまさに「風化」していきます。その後、「100%の晴れ女」天野陽菜が人柱として消えることにより、晴れ間が戻ります。

そこで、主人公森嶋帆高は、周囲の大人に多大な迷惑をかけながら、消失してしまった天野陽菜を取り戻します。再び東京が異常気象包まれるという結果をもたらしてしまいますが、人々の愛、帆高と陽菜の愛があれば人は何度でも立ち上がれるというのがオチでした。


新海誠監督は本作パンフレットの中で「『君の名は。』に怒った人が、もっと怒ってしまうような映画。」をイメージした作品を作ろうとしたと語っています。

『君の名は。』に対する批判として、災害をなかったものにするという意見がありました。それを踏まえた『天気の子』では、むしろ災害を引き起こしてしまう。それを代償として、愛する人とまた会えるという結末でした(なお東京はまあまあ水没する模様)。


僕は、全く帆高に共感出来ていないので、この映画を「つまらない」と感じてしまっています。
内容の荒さ云々ではなく、シンプルに、主人公が常に子供っぽい振る舞いをして、僕はちょっとどうなのかなぁと思いました。

世界は狂ったけど好きな子に会えたし超はっぴー!って、そんな終わり方されても感動は出来ないかなというのが僕の感想です(笑)。

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