見出し画像

スマホで漫画のネームを描くときに使ってるアプリ【Galaxy note3+Google Drive】

※本noteは2014年に公開したRouteMブログより再掲しております。
※現在はGalaxy note 10.1をローカル環境で使用しています

はじめまして、藍です。現在、GANMA!というアプリで「ミリオンドール」というアイドルまんがを連載させて頂いてます。

今回は私がミリオンドールのネームを描くときに使っているスマホアプリについてご紹介します。
 Galaxy note3(SCL22)とGoogle Driveを使って、どこにいてもネームを描くことができて、 ネットのつながるPCやスマホさえあれば、どこにいてもメール提出やネームが確認できる ノマドな感じのスマホの漫画製作活用法の紹介です。

この方法では、GALAXY noteシリーズというAndroidスマホの機種が必要不可欠となりますので、少しハードルが高くもありますが、 導入に踏み切ったことで、直感的に操作ができて漫画製作がおおいに効率化できたというのが私の率直な感想です。 ためしに機種変してみよう、新たに二台目として購入してみようという方はぜひおためしください。

STEP1.GALAXY Note 3(docomo,au)を購入する

私はauのガラケーを機種変してSCL22を分割購入しました。
※2016年現在、note3はau、docomoとも終売しているようです。後継のGalaxy note Edge、中古店での購入、もしくは日本SUMSUNGからお求めください。

【GALAXY Note 3の良いとこ】
・タッチペン(Sペン)の筆圧感知能力が液晶タブレットなみ
・画面が大きくて動画や画像が美しい
・アクションメモ(手書きメモ)で打ち合わせのメモもすぐとれる
・写メをプリクラみたいにらくがき出来てたのしい

【GALAXY Note 3のデメリット】
・ケースの種類が量販店にあまりない+値段が高い
・電池もちがあまりよくないのでモバイルバッテリー必須
・通話のときしっくりこないサイズ
・ケータイでかすぎwwwと飲み会で笑われる

STEP2.プリインアプリのSketchBook for Galaxyでネームを描く

私がネーム作成に使っているのはプリインストール(初めからインストールされてる)のSketchBook for Galaxyアプリです。

【SketchBook for Galaxyのスゴイとこ】
・ピンチイン、ピンチアウトで拡大縮小しながら描ける 
・PSDやJPGで保存できる
・レイヤーを追加できる
・筆圧感知、ブラシの種類や透明度をいじれてちょっとした絵がすぐ描ける

【SketchBook for Galaxyのデメリット】
・キャンパスサイズの大きさの最大値が小さめ(最大4M程度)

STEP3.描いたネームをGoogleドライブにアップする

【Googleドライブの不便なとこ】
・共有設定に慣れてないと思わぬ事故がおこる
・操作が直感的にわかりにくい
・容量の追加は有料(でも安い!)

駆け足でご紹介しましたが、この3つのツールを使うことで私のネーム作成は成り立っています。 特に、アプリでの漫画連載をしている身としては、スマホデバイスに最適化したネームを作れるということが最大のメリットです。 また時間ができたときに、各ツール、アプリの詳細な工程をご紹介したいと思います。

実際に描いてる動画のキャプチャ画像です。
Galaxy noteユーザーがお絵かきさんに増えてくれると嬉しいです。

いただいたサポートはすべて原稿製作・設備保守・資材投資・スタッフへの外注費として作品をつくるために使用させて頂きます。