特定のテーマメディアで月10万円の収益化までのアプローチと考え方

概要

コーヒーに関するWEBメディアを個人で一年半ほど運営しているんですが、純広告がとれたり、まとまった感じの収益源になってきました。

去年末に色々あってメディアの売り抜けを夢見る方も減ったことだと思うので、独自採算は各々考えていかないといけないと思います。ウチはこうですよくらいのことを残しておいたらいいかなと思い、書き残します。

多分読んでもらえる対象になるのは
・小規模に自社メディアやってる担当者
・個人で趣味メディアとかやる人
・収益化してないメディアがなんかある人

伝えたい内容は
・具体的な収益感
・収益化の考え方
・収益化までのアプローチ
あたりです。

このメディアにどれだけお金投下してるかとか考え方みたいな部分は過去の記事にまとめてるので、そっちを見てもらえたらと思います。

https://note.mu/isay53/n/nf94c76c4e6bf

https://note.mu/isay53/n/n804fac13dced

収益化を始める経緯

・10万PVくらいのまとまったトラフィックになった
・↑の関係で広告の営業が来た
・事業としてのメディアがある以上、方向性を作るために収益を作ろうと思った

あたりが重なって2016年11月に収益化を開始しました。企業でやってたら収益化前提なのかもしれないので、"収益化始める経緯"って何?って思うかもしれませんが、僕としてはこのサービスがやりたいというのとPVを育てるのが好きとかがあって、収益化考えてませんでした。

意外と収益化出来るサービスを作るのは好きだけど、収益化あんまり興味ないって人いるんじゃないかと思ってます。そんな方向けの話でもあります。

メディアのスタートは2015年11月としてるので、約1年の準備期間で10万PVを作って、それを元手に収益化を始めたという感じです。

目標としては月10万稼ぐを出来るだけ早く達成させたくて、それが達成されたのでこの記事を書いているところです。

手段

基本的にはアドセンスのような貼りっぱなしの広告(DSP or SSP広告とアフィリエイト広告)がメインで、純広告あったらラッキーって感じです。

SSP広告は健康食品とかコーヒー系の広告、コーヒーの資格のスクール系が出てることが多い気がします。

アフィリエイト広告は珈琲豆のお試しセットの購入課金です。

純広告は企業から依頼されたブランド・商品の紹介を記事形式・もしくはバナーで直接誘導での紹介という感じです。

現状

大体PV1,000につき500円くらい儲かるのがこのメディアの現状です。ecpm500円(ecpm=1000pvでいくら出るか)てことですね。10万PVだと50,000円くらいって感じです。ただこれは、なりふり構わない量の広告を貼りPV数やユーザー行動を制限する代わりにそれくらいになるという感じなので、実際はここまでやりません。

が、PV数が落ちるのは本意ではないので、なりふり構わない量の半分くらいになるべく広告の量を制限しながら、コスパの良い組み合わせで貼るという感じです。

これはどうやって算出するかというと、
1日5,000PVが14日続いた場合、
合計70,000PVで、
この期間の
SSP広告の収益30,000円と
アフィリエイト広告の収益5,000円を足したら
合計35,000円なので、
1000PVあたり500円、
とそんな感じの見方です。

これが実際の収益で、
11月末:試験的に開始。徐々に出稿数を増やす
12月: 限界まで出稿量を増やし、月の途中トラフィックの著しい減衰を感じて出稿量を抑える
1月: 出稿量を減らす。
2月: アフィ広告の割合を増やした。純広告がとれた。
というのが実際の動きと施策の概要です。

2月の純広告はボーナスっぽい感じするんですが、純広告をそろそろとりたいなと思っての施策をいくつか狙ってやってとるべくして獲ったので、今後も1ヶ月に1本くらい来るものだと思ってます。この施策は後ほど書きます。

数値上1月は出稿量減らした割に、あんま収益が変わってないんだねと思うかもしれませんが、トラフィックが12月→1月で135%くらい増えてるので、かなり減らしてます。

SSP広告

Fluctを使っています。

GoogleAdsenseじゃなくてこの業者を選んでいる理由は色々ありますが、担当が余所の仕事で付き合いがることと、余所の仕事で色々選定した結果ここが一番パフォーマンスが出るなと思ったこと、GoogleAdxの直販を取り扱っていることあたりが主な理由です。不満はスマホ版とPC版の管理画面のUIが違うことと、日付が1日ズレていることです。

考え方は枠を設けて、そこのecpmを個別に測定して足したものが全体のecpmで、それをパフォーマンスに応じて必要な分を残して他を削るという感じです。最初は限界まで貼ると測定しやすいんじゃないなと思います。

PC
〇サイドバー1
×サイドバー2
〇サイドバー3(追尾可)
〇記事中-左
△記事中-右
〇記事下-左(記事リスト下含む)
△記事下-右(記事リスト下含む)

SP
△ヘッダー
〇記事中1
×記事中2
〇記事下(記事リスト下含む)
〇フッター(記事リスト下含む)
△オーバーレイ

例えば上のリスト全ての位置に広告を出しました。

その後〇を残し、×は削除で、△はアフィリエイト広告に差し替えました。
×はimp(表示回数)もクリック数もあるが、上の項目(サイドバー1,記事中1)の3割程度で役割が被っているので、ユーザー体験を優先させて削除したもの。

△は目に付きやすいが、関連性が低いとユーザー体験を著しく下げるものとして、アフィリエイト広告で珈琲商品の宣伝に切り替えました。

アフィリエイト広告

セプテーニのXmaxを使っています。理由は営業が来たのとセプテーニのオフィスが家から近くて打ち合わせしやすかったからです。

不満点としては欲しいバナーサイズが適当になかったりすることです。例えば商材に寄っては640x100や600x500のバナーサイズがなかったりします。

ちゃんと珈琲商品に関係する広告を持ってきてくれたのと、単価がa8より高かったのでこちらを採用しました。ただし、a8にだけある商品もあったりするので、併用する形を考えています。

xmaxは珈琲豆のサンプルを送ってくれるので、珈琲豆のレビューをしているライターにそれぞれ珈琲豆のレビューを書いてもらい、単純にバナーで飛ばすだけではなく、SEO(ブランドネーム)やサイト内巡回からもコンバージョンを作っています。

ライターの珈琲豆のレビューページ+それを統合する形での商品紹介ページという形の構成で、3~5ページほど広告記事ページを作成しています。

珈琲豆A/Bセット 商品ページ
┗ 
ライターA 珈琲豆A
┗ ライターB 珈琲豆A
┗ ライターA 珈琲豆B
┗ ライターB 珈琲豆B

大体1セット購入されると、1000円か2000円という感じです。1日に50クリックほど合計あって1購入あるかないか。CV率1~2%くらいという感じです。

純広告

5万円で2月に初受注しました。コーヒー豆の宣伝という形です。特に営業をかけたわけではなく、サイト上の問い合わせフォームから掲載の依頼を頂きました。ここに関しては、あることをすればまぁ問い合わせ来るでしょって見込みがあったため、ある施策をうちました。

前提1:競合があまりいない。コーヒーのメディアはウチだけ

カフェを紹介するメディアは数あれど、「コーヒー」に関してのまとまったWEBメディアはウチ:Coffeemeccaザ・コーヒーブラザーズさんくらいです。コーヒーブラザーズさんは去年くらいから更新頻度がかなり落ちているので実質ウチだけだと自負してます。というよりも、他にないのを確認して事業を始めました。

前提2: 「国名 x コーヒー」独占

前提1の根拠に近いんですが国名xコーヒーの順位は大体独占してます。

僕がコーヒーの豆を売りたい時にどこに広告を出すかって想定すると、「国名 x コーヒー」が高順位なところです。で、こちらがCoffeemeccaの順位です。

直接の影響かは分かりませんが、これの「ブラジル コーヒー」が1位になった日に問い合わせが来ました。ここの順位は施策を行って、少し意図的に上げました。

「ブラジル コーヒー」は一番大きかったのでずっと獲りたかったワードです。今は1位だったり3位だったりしてます。なんか喫茶店とか飲食店って夜上がりやすくない?みたいな時間のSEOの話があるんですけど、これはまた別の機会で。

前提3: Facebook ページのフォロワー数5000

後述の施策を行うにあたり、facebookページのフォロワー数をここ3,4ヶ月こつこつ増やしていました。広告で。大体25万くらい突っ込んで4000フォロワーくらい獲得したような費用感です。

これは単純な露出数の切り売りでは、ストックのメルマガ会員を獲得してることなので、ここにはお金をかけていいと判断しました。

施策1: 「ブラジル コーヒー」で1位をとりたい。

これは達成されました。やったことはリライトと被リンクです。
被リンクは胡散臭いのじゃなくて、正規にあるコーヒーショップよりコーヒー豆の紹介の参照記事として商品ページにリンクを貼りたいという依頼を頂いたため、使ってもらっています。

施策2: FB投稿で露出を増やした

Facebookページのファンを広告を地味に投下してて5,000位まで来ていたので、担当を立てて1日に6本程度の記事紹介を行うようにしました。ある程度まとまったフォロワー数がいないと、投稿自体からのサイトへの流入がなく、費用対効果が薄すぎると判断して今までやっていませんでした。

大体今は1日1時間ほどかけて6本の投稿を行い、1日500程度の流入を獲得しているという所です。p/sが1.5程度なのでpvでいうと750で、375円くらいの利益なので、時給1,500円の担当を立てたとしたら余裕でマイナスです。 

ただ、こちらによってFB上での露出がかなり増えて、特にコーヒー関係者の方からのフォローがかなり増えました。これは純広告を獲得するための認知度向上に非常に寄与したと思っています。

まとめ

小規模に自社メディアやってる担当者の方へ

500万くらい突っ込んでこれなので、絶対広告だけだと割に合わないです。自社の会員獲得・商品PRなど有機的に生きるメディアにしてください。

個人で趣味メディアとかやる人

普通にやったら儲からないので、個人の趣味メディア単体で黒字化を目指して始めるのは危険です。あくまでも趣味として作りましょう。アフィ目的で作ったらさすがに儲かりますけど楽しいかは知らないです。

でも自分の作ったサービスから収益が上がると役に立ってる感は感じるので、そこを目指してサービスを作るのはやっぱり楽しいと思います。

似たようなことやってる方とは知り合いたいので、コメントください。

収益化してないメディアがなんかある人

とりあえずアドセンスだけ貼ったら数字増えて楽しいと思います。a8とかで関連商材のリンク貼ってるだけでも良いです。数字が増えると楽しいと思うので一回試してみると良いと思います。稼いだお金はFacebookページのファン増やす広告とかコンテンツ作成費など色々燃料に出来るので稼がないと勿体ないです。

具体的な収益感

大体片手間でやってる広告だとcpm500円くらいに収束するんじゃないのかなぁと思います。ユーザー体験をどれだけ潰すかと、純広告がどれだけ降ってくるか勝負です。

収益化の考え方・収益化までのアプローチ

僕は趣味で好きなモノを作って、ベースの数字が出来てからじゃあ収益化しようでしたけど、最初から収益化考えるべきなんだろうなとは思います。

僕は金が稼ぎたいわけじゃなくて、金が稼げそうっぽいモノを作って理科の実験をしてるのが好きなので、収益化は後付けです。ただ実際にそれが稼げるとやはり面白いですし、資金が出来るので遊べる部分も増えます。

僕は営業とかしたくないし、スタッフは僕だけなので、なるべく最小限の労力で、貼りっぱなしで済むSSP広告とアフィ広告、純広告もプル型のマーケティングで獲る方向性です。それのパフォーマンスの最適化をするのは営業じゃなくて理科の実験なので好きで趣味なのでいくらでもやれますが、営業はなんかやりたくない思考です。

売らないと欲しいと思われないものを売るよりも、欲しいと言われるプロダクトとその認知に労力を注ぎたいです。それが少人数メディアだと丸いんじゃないかなと思います。


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Issei Gomi

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