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ロンドン生活のはじまり


15時間のフライトを終えて、ようやくヒースロー空港へついた

20時でこんなにも明るいのか〜!と感激していたのも束の間

すぐさま入国審査の列に並び、どきどきしながら番を待っていた。審査官は三人いて、うち二人はスキンヘッドの男性だった。この二人だけは当たらないでくれと強く願っていたら、願いがとどき、朗らかなお姉さん審査官のところへ向かう。

ペルーのパスポートを渡す。英語が話せないこと・日本に住んでいることがわかると審査官の眉間にしわが寄せられ、雲行きが怪しくなった。心拍数が早まる、、

「なぜペルーのパスポートなのに日本に住んでいるの?」「ここで二ヶ月も何をするの?」など。
グーグル翻訳では限界があるようで、恋人の電話番号を聞かれたので伝えると、審査官が恋人に連絡する。

何を話していたかさっぱりわかなかったけれど、この電話のおかげでお姉さんの朗らかな表情がもどり無事入国できた。恋人よ、ありがとう…



美術大学院の卒展初日だった恋人が、そのままの足でヒースロー空港に向かいにきてくれる。
ひとりでロンドンまで行ってみたい気持ちもあったけれど、ひとりで入国審査も通れなかった人間なのでここは大人しく待とう。こころ細い気持ちで、ぷらぷら恋人をまつ。

内緒でパーマをかけたので、気づかれないかもしれないな〜と思っていたら、恋人と目があい、すぐに私の方へきた。あまりにも現実みがなく、お互い、他人だ…というのが第一印象

交通ICカード「oyster」をゲット
ロンドンではこれがないとバスに乗れないよう、電車運賃は半額以下になるとか

地下鉄に乗りこむ。あまりにもボロで、おもちゃみたいだった

ヒースロー空港から約40分ほどで恋人の家があるKensingtonにつく。

留学中に腕を上げた
渾身のパスタ。通称「こちパス」
わたしに披露するのを
心待ちにしていた


満腹だったけど、あまりにも美味しそうでひと口もらった。うまい…
生トマトを丸で使っていて、そこに唐辛子や大蒜をいれていた。アラビアータだ。ベーコンも入れていたけど、日本のが偽物と思えるほどぷりぷりしていた


お風呂に入って、就寝。ふたりともおつかれさま

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