見出し画像

台湾ドラマ「時をかける愛」(想見你)

主演:アリス・クー(柯佳嬿)、シュー・グアンハン(許光漢)、シー・ポーユー(施柏宇)
2019年 全13話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★

もっと早く観ればよかった、このドラマ!
主題歌が大ヒットしたので、ずっとウォッチリストに入れていたドラマであるが、主人公の俳優も知らなかったし、ファンタジーとか紹介されていたし、他のドラマに優先順位を奪われて、やっと先週から観始めたドラマだった。でも1話目から主演のシュー君にはハマっちゃうし、HIStory組の俳優や台湾ドラマでお馴染みの俳優さん達も多く、視聴中6本の中国ドラマを捨ててかなり一気見に近い形で観た。

2019年 現在 台北

アリス・クー演じるホアン・ユーシャン(黃雨萱)はアプリ開発会社で働いている。2年前にシュー・グアンハン演じる恋人のワン・チュアンシェン(王詮勝)を飛行機事故で亡くし、ずっと彼のことを忘れられないでいる。会社で自分とのそっくりさんを見つけるアプリというのを開発中なのであるが、試してみるとネットで一枚の写真が見つかり、3人写っているうちの一人が自分にそっくり。そしてもう一人は死んだチュアンシェンにそっくりだった。その写真の背景に写っている場所を探し出し、訪ねてみるが、なんと自分のそっくりさんは殺されて亡くなっていると知る。

そんな折、宅配便を受け取る。中身はウォークマンとカセットテープ。そしてそのテープの歌を聴きながら眠ると。。。1998年へタイプスリップしてしまうのであった。曲はウーバイ(伍佰)が歌う『Last Dance』という曲で、こちら↓(劇中何度も流れる。私はあまり好きではないが)

1998年 過去 台南

目覚めるとユーシャンは自分のそっくりさんである高校生のチャン・ユンルー(陳韻如)に入れ替わっていた。事故にあったのか病院で入院している。そしてそばには心配そうにチュアンシェン、ではなく同級生のリー・ズーウェイ(李子維)が付き添っていた。ユンルーは仲良くしていたリー・ズーウェイとシー・ポーユー演じるモー・ジュンジェ(莫俊傑)に自分が殺されてしまうことを話し、なんとしてもその運命を変えようとするが。。。

生まれ変わりではなく”入れ替わり”

このドラマでは主人公達が過去、あるいは未来の全く関係ない、しかしそっくりな人物に入れ替わってその運命を変えようとする。

その根底にはこのドラマの中国語原題である『想見你』、日本語だと「あなたに会いたい」という強い気持ちがあるわけだが、そこまで会いたい気持ちを貫くのは果たして正しいことなのか?と最後に考えさせられる。

もちろん入れ替わるなんてあり得ないファンタジーな設定だが、ラブストーリーでもあり、殺人事件も絡んでくるミステリーの要素もあるので、ついついストーリーにのめり込んでしまう。

時系列が前後に行ったり来たりするので、時々混乱するが、実際はアラサーである主演のシュー君とアリス・クーが違和感なく高校生になったり、大学生になったり、大人に変身していて、とてもよかった。シュー君の演じる高校生は特に可愛くて気に入ってしまった。
これ、もう一回観ちゃうかもな。。。

私は中国語がわからないが、劇中で「麺と肉まんの小噺」が出てくる。これ、英語字幕で読んで笑えなかったので、一応中国語字幕でもみたが、やっぱり笑えない。どなたか知っていたら教えて欲しい。

このドラマは全部OSTもオススメ。
こちらは大ヒットしたエンディングおよび挿入歌で、八三夭831が歌う《想見你想見你想見你》♬ 横浜の大桟橋を舞台に歌われる台湾のラブソング💕である。 広東語バージョンもあり。

こちらはオープニングのOST♪ トレーラーにもなっている。


こちらが韓国リメイク↓

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文