気づき
こんばんは。僕は京都府北部、与謝野町を拠点に
・昼間は薬剤師
・夜は塾の先生
で生計を立てているひろきのこです。
noteを始めた時はまだ薬剤師の傍ら副業という形で家庭教師をしていた身分でしたが、昨年末から薬局と塾の併設店舗にて従事し、小学生~高校生までの勉強と再び全力で向き合うことになりました。
かつて大学~大学院時代に個別指導塾の講師を行っていましたが、その時以来の『何でもござれ』形式の先生を行っています。
そのなかで『あ、こういう事を伝えたかったな』という気付きを少しずつ書き溜めていければと思います。
今日は勉強の中身ではなく、塾での勉強の導入部分について述べていこうと思います。
『何を理解したら良いか、分からない』という事
英語の勉強で、一生懸命教科書の英文をノートに書き写していた生徒を目にしました。
あるページの英文を書いて、、、、次のページに進み、また英文を書いて、、、、次のページの英文を書いて、、、、
(。´・ω・)ん?
英語は書いているけど、それはちゃんと自分の中で定着しているのかな?
そう感じたので試しにいくつか文章中の重要な表現、新出単語などを訪ねても、歯切れの悪い返答。沈黙。。。
危ない危ない。生徒にとっては一生懸命書き写したとしても、それが殆ど身にならず『頑張ったのに出来ないなぁ…』という寂しさだけを募らせてしまう所だった。
まず、勉強のゴールを一緒に見つめる。見つける
本当に勉強を一から始めたい。一から進めないといけないような生徒が成長を感じながら勉強を行うためにまず、これからやろうとする勉強で、何を理解してほしいかを一緒に考え、示す事だと痛感。
※これは恐らく部活などにも言えることで、適当に数をこなしていればそのうち出来るようになる。という考えだと成長の速度は非常に遅くなるうえに、ひどい場合はまったく成長しないリスクもある。
そこで僕のやり方は、まずは小さな目標を立て、それを小さく超えていく作業を地道に行う。以下の3つは僕が常時意識している内容
・生徒目線の量や難易度を考慮する。こちらの望みを押し通そうとしない
・出来る限り生徒の自発性を促すように誘導する
・到達まで繰り返す。到達できたらしっかり褒める
最終的に塾にいない間、学校の授業などで自発的に勉強ができるようになることが目的の一つでもあるので、まずは勉強の心構えから一緒に作り上げていきたいと思うし、その必要性をしっかりと肌で感じた、この1週間の出来事でした。
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