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瀬戸内の離島「大崎上島」を巡る旅写真

こんにちは、石田シンヤです。

写真ギャラリーBEATS恒例の企画展「冬景2024」では、広島県の瀬戸内にある離島「大崎上島」を訪れた。

当初は富山の氷見あたりに宿をとって、能登まで足を伸ばす予定だったが、訪問直前の震災で急遽行き先を変更することになった。その後、営業を再開しているしている旅館もあるようなので、氷見にはあらためて訪れたいと思う。

急遽行き先を変更するといっても、北陸の冬景色で写真のイメージが頭の中で出来上がっていなので、それを切り替えるのに少し手間取ってしまった。それでもなんとか頭の中のイメージをリセットして、瀬戸内の温暖な冬景色を撮ることにイメージを転換した。

そして、出発日ギリギリになってやっと旅行サイトをで調べたところ、温泉と食事がGoodな宿を発見。ここに決めた。

露天風呂から見る景色は絶景。機会があればぜひ。

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今回の旅ではホテルに2泊して、周辺が約34kmの島を車で隅々まで巡って、その景色を写真に収めた。そして、撮った数百枚の写真から12枚をセレクトした。

展示した写真がこちら。

サイズはA3ノビで12枚。
展示の配置のポイントは、上段の左と下段の右の写真。それと中段中央の2枚の写真。それ以外の写真は、似たイメージが近くならないように、バランスよく「感覚で」配置している。

プリント用紙はキヤノンのラスター、レタッチはオリジナルのプリセットでフィルム調に仕上げた。

それでは一枚ずつご覧ください。

多くの人が最初に見るであろう上段左の写真は、正月の季節感がある写真を選んだ。

そして多くの人が最後に見るであろう下段右の写真は、遠影の小島の写真で余韻を演出。ここは鉛の精錬工場がある私有地で上陸ができない。

ポイントとなる中段中央の写真。何らかのりっぱな産業機器。

ポイントとなる中段中央のもう1枚の写真は、造船中の船。かっこいい。

その他の写真はバランスよく配置。

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展示をご覧いただいた方の数人から指摘されたが、今回の写真はいつものような「さり気なさ」というか「力が抜けた」感じがが少なく、構図や被写体を「しっかり撮った」写真が多くなっていると思う。

その理由を考えると、車で移動しながら撮ったことが大きく影響しているのではないかと。普段は歩いて撮ることが多いのだが、今回のように車で移動しながら撮ると、見える景色が違ってくるのではないかという仮説。このようなことも「作風」に影響があるのかもしれない。自分では意識してないけれどね。

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