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日本人の知らないスーダン、スワルダッハブ前大統領という人物

明日からスーダンに行ってまいります。
今回は初めてスーダンのビジネスビザを取得しました。取得にあたってスーダンの巨大商社ダルグループがスポンサーになってくれました。8年前、初めてダルグループの門を叩いて、その頃はまさかこんな事になるなんて想像もしませんでしたが。

ビジネスビザのスポンサーというのは、要は現地での身元保証人になります。
現地で石田に何か起こった場合には全てダルグループが責任を持つというものです。これまでスーダンは観光ビザしか取ったことないので、ビジネスビザは初めて。ダルグループの会長に感謝です。

(スーダンのビジネス査証)

今回は、スワル・ダッハブ前大統領にお会いする予定があります。4月のスーダンツアーは前回にも増してスゴイことになりそうです。日本のミニ展示会もやりますからね。楽しみにしててください。参加者20名限定。あと若干名募集中です。
http://www.ekkyokai.com/wp/tour/

スワル・ダッハブ前スーダン大統領は、1934年生まれ(82歳)1984年に防衛大臣、85年86年とスーダンの大統領を務めました。ご高齢ではありますが、まだまだお元気のようです。

昨年の11月、現在のスーダン産業大臣や経団連会長たちとお話し、その会合の様子を、スーダン国営テレビでニュース映像で流したところ、スワル・ダッハブ前大統領が、越境会や私の噂を知り合いから聞き、大きな関心を持っていただいているようです。

(スワル・ダッハブ前スーダン大統領)

また今回は、4月のスーダンツアーの準備に向けて、ヤーセル特命全権大使と、ムサムハンマド前特命全権大使、駐日スーダン大使館の新旧2人の大使も私に同行しますので、現地ではスーダン政府中枢部の方々がどんどん出てきそうで、今からかなり緊張しています。

スワル・ダッハブ前大統領からは、いくつかのリクエストを頂いています。ご高齢なので莫大な保有資産の現金化を考えているそうです。しかも日本人には相当な優遇条件で。中には、「独占的経営権」みたいな提案も含まれています。スワル・ダッハブ前大統領も、また他の偉い方々も若い子たちも、みんな親日です。日本人と手を組みたがっています。日本への提案です。

中国や韓国ではダメで、日本人じゃなくてはダメなんです。この日本への脅威的な崇拝・信頼は、僕らのお父さんやお爺ちゃん世代がボロボロの焼け野原だった日本を、一気に戦後復興させた力が原点です。

日本人というだけで尊敬されます。
日本人というだけで優しくされます。
日本人というだけで世界がつながります。

(ナイル川沿いの愛称「カダフィの卵」コリンティアホテルハルツーム。ここに泊まります。)

そんなことを僕はこの20年、常々感じてきました。何はともあれ、来週からのスーダン渡航のスケジュールを考えると、4月の第2回スーダンツアーはとんでもない事になるのがほぼ確実です。

人生変わる、国の中枢の方々と友だちになる、スーダンツアー。定員20名限定で、残りあと6名となっています。お早めにどうぞ。
http://www.ekkyokai.com/wp/2640/

英BBCワールドは、スーダンの首都ハルツームを
「東アフリカのドバイ」と呼びました。

ドバイののEmirates 246誌はスーダンのことを
「アラブとアフリカの食糧バスケット」と呼びました。

(アルモグランシティ・ビジネスディストリクト 出所:Dal Group)

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