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いけばな展 生けこみ

とうとう、この日がやってきました。
お話をいただいた時には、なんとかなるさ!と思うくらい先でしたが、
4月は北区のいけばな展と新小1対応で終わり、
5月は会社の締め切りモノに追われ、
6月に入ったら、あっという間に生けこみ1週間前で花材注文の日に。

「連合会 初夏のいけばな展」
各区の華道連盟の集まり=連合会
各区から3人ずつ生けられるという狭き門です。
8年に1回くらいしか回ってこず、本来今年の参加者も輪番で決定済みだったのですが、今回たまたまお当番の先生が変わって欲しいという事情がおありになり、新参者の私が参加させて頂けることになりました。

仕事の都合で開始時間に遅れて、生けこみに行くと、同じ北区のお二人の先生はほぼ生け終わっておられました。
横90センチがとても広く感じ、後ろの衝立も高く感じ、
「私の生け花、小さすぎない??」と
不安な気持ちでスタートしました。

お花はどれもお花屋さんの厳選の品ではあるものの、はっぱの端の色味が気になったり、勢いよく曲げすぎたりとなんだかイマイチ。
親先生(私の先生のこと)にLINEでお写真をお送りしたところ、ねぎらいのコメントと共に、次回はもっと花材を増やしましょう、とのお言葉を頂きました。
手元にはまだまだお花が残っていて…
次回への課題ではなくて、今から直そう!ということで、
退出時間30分前の手直しが始まりました。
※実はこの時点で私は残り1時間だと思っていました。

自分がこれ、と思った道を生け始めてからあれこれ迷うと、混乱した作品になり、ダメと思ったときに潔く方向転換できないと、つまらない作品になります。
ついつい守りに入り、そーっと生けてしまうのですが、残り時間も残り時間だし、手元にお花はたくさんあるし、と大胆にざくざくざく。。。
あと30分でなんとか、最後の小花をあしらって、と思っていたところで、
「もう終わりですよー」とお声がけがあり(もともと残り30分だったので、当たり前です)最後の仕上げは明日の朝に持ち越しとなりました。

生けるのは決して早くはありませんが、そんなに遅くもなく、いつもいけばな展では早めに生けこみが終わる方なので、まあまあ早く生けれる人なのかなと、思っていました。が、それはすっかり勘違いで、自分が生けている花が簡単だったり、生ける花が生ける順序や角度までしっかり決めてから生けこみに入れていたからだ、と今更ながらに気づきました。

いつもご自身のいけばなを生けながら、ご指導いただいていた先生に改めて感謝を感じました。

明日の朝にはみなさんにお見せできる、素敵な作品にしておきます。

ところで今日、「インスタグラムでフォローさせて頂いています」とお声がけ頂きました。同じいけばな展に出すことになっているとはまったく存じ上げず、思いがけずとても嬉しいできごとでした。

またお隣で大作のお生花を生けておられる先生が、実はフォローしてくださっていた方と分かり、ご挨拶させていたけてそちらも嬉しかったです。

最近本当にお花が二の次、三の次で、もっとお稽古したい!と思っていたのですが、こんな今の私のことも見ていてくださる方がいるのだなあととてもありがたく思いました。

いけばな展会場の名城公園はとても素敵な公園なので、お散歩、子供の外遊びのついでなど、足をお運び頂けたら嬉しいです。

☆忙しい毎日、お花を見てほっこりしましょう☆

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