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動画あり|対空力について考え、鍛える~タッチフットの『それ以外の部分』

空中戦に強くなるには?

タッチ&フラッグのコーナーバックの皆さん、いつもレシーバーに取り負けていませんか? 私もそうでした笑
しかし、それは対空力のスキルを高めることで改善することも、賢く回避することもできます。

下の図を見て下さい。

スライド1

(画像出所:NFL YouTube channel)

スライド2

この空中戦を制した、ホプキンスは身長185cm、他方ビルズの3人のDBの身長は

#21 ポイヤー 183cm
#23ハイド  183cm
#27ホワイト  180cm

と、ホプキンスはサイズで圧倒しているわけではありません。

空中戦に勝つ能力を「対空力」と呼びます。(むしろ試合ではディフェンスに必要になる能力です)
フィジカル的な「高さ」「強さ」も対空力の要素ですが、他の「認識」「位置取り」などのタイミングと技術を習得することで、強い選手に対抗できます。

スライド3

この記事では、対空力の基礎スキルを高めるかんたんドリルを紹介します。

動画を見て下さい

ハイボールドリルのポイントを詳しく解説します

①自分がボールを捕れる・さわれる最高地点の高さを覚えましょう。

とくに、ディフェンスバックは、最高地点で「捕れる高さ」(両手キャッチできる高さ)と「さわれる高さ」(パスカットできる高さ)をふたつ身につけることが実戦で優位を得るポイントです。

まず、最高地点でボールにコンタクトするため、両手をしっかり上方に伸ばす必要があります。肘もできるだけ伸ばします。

(優れたレシーバーは、両手キャッチできる高さに対する感覚が非常に優れていますので、ディフェンスが空中戦で勝つには「触るだけでもよい」ことがディフェンスのストロングポイントになります → 捕り合いにしない技術:強豪相手に特に重要)

落ちながら捕る意味は?

落ちながら捕るのは「先に跳ぶ」感覚をつけるためです。

上がりながら捕ったり、手が伸びない状態でキャッチするのは、試合の空中戦では役に立たないので気をつけて下さい。

なぜ助走をしますか?

斜めに助走するのは、ゲームで空中戦が発生する状況に近づけるためです。はじめは助走を短くしましょう。
助走をつけますが、ジャンプは高さを意識して跳びます(あまり横流れしないように)。

あと、このドリルは腰にかなり負担をかけるので、日頃トレーニングしていない人は一日に5~6本、現役選手も10~15本以内にしてください。

本記事は以上です。

次回、対空力を高める実戦的な応用スキルを紹介したいと思います。


細かい質問があれば、音声で配信しますので、コメントをください。

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