貯金はインフレで目減りする
近畿でライフプランデザイナーをしております、石野です。
今日は、ズバリ!お金について考えてみます。
私達が使っている紙幣貨幣は、言ってしまえば紙切れ、金属塊でそれ自体には価値はあまりないですよね?
しかしそれらを出すと物が買えたり、サービスが受けられます。
便利ですねー。
そもそもお金は物々交換を便利にするために生まれました。
お金の価値を保証してくれているのは誰でしょう?
それは、、、国、日本銀行!
そして、、日本国民、私たちです!
私たち自身が一万円札に価値があると思っているから、一万円札に価値があるんです、ニワトリが先か卵が先か、みたいな話です。
ではこの一万円札が今までも今からもずっと同じ価値だと思いますか?
答えはNo!です。
お金の価値って変わる(変えられてしまう)んです!
日本が今、どんな政策をやっているか、ご存知でしょうか。
わからないよ、という方はこちら↓をお読みいただければと思います。
よくよく、理解していくと、今、資産が貯金のみの方はぞっとしますよ!笑
金融緩和をします!たくさんお金を刷りますよ。
と日銀の黒田総裁はおっしゃっています。
市場のお金が増えるということは、お金自身の価値が目減りしていくことになります(実際になっています!)
市場は、需要と供給のバランスで成り立っています。
野菜や魚で想像するとわかりやすいですね!
豊漁で、たくさん出回ると価格(価値)が下がる
不漁で、少ししか出回らないと価格が上がる
話を戻します。
個人が何もしなくても国の政策によって、お金の価値が上がったり(デフレ)下がったり(インフレ)しているのが現実です。
これってやばくないですか?
2013年→2018年で市場の円は30%増加しました。(価値では30%目減り)
2013年から2018年まで銀行に100万円を預け放しにしていたとすると、
2018年では、額面は変わってないのに2013年の時の70万円くらいの物しか買えない価値になってしまっているということです。
これが、
インフレでは額面保障の商品は役に立たない
と言われる根拠です。
人件費の高騰、値上げの春など、一般消費者レベルまでインフレが実感できるようになってきました。
これでも額面保障1000万円などの商品を購入しますか?
保障を受けられる時はいくらぐらいの価値になってしまっているのでしょうか。
5年に1回、財務省が発表する財政検証結果というものにヒントがあります。
国民のマネーリテラシー向上に向けた記事を書いていますので、サポートは辞退させていただきます。そのお気持ちで記事のシェアをしていただけるとありがたいです。