近畿でライフプランデザイナー(お金の軍師)をしております、石野です。

ほんの10年前までは、

・大企業、銀行に入ったら安泰
・公務員は安定している
・会社が定年まで面倒を見てくれて、老後は年金があるから安心

これが常識でしたね。

常識は時代とともに変わるものですが、今やこの常識はないに等しいですね。

花形といわれた銀行員、しかもメガバンクでリストラをする時代です。
普通に生活していると気づきにくいですが、それくらい時代は動いています。

「終身雇用に限界が来ている」
と、トヨタ自動車の豊田社長がおっしゃっていてニュースになりました。
あの世界のトヨタですら、
「あなたの一生の面倒は見れないかもしれない」
と言っています。

若い方は、「バイトでも何でもして働いたら生きていけるよ！」
と思うかもしれません。

政府も「生涯現役！」を打ち出しています。

ただしこれは、健康で、体力がある場合に限ります。

私もまだ30代なので、老後の状態は想像がつきませんが、健康面、体力は今よりは悪くなっていると思います。

実際今でも70代の方が多く働かれています。

ここで大事なポイント！
経営者の方は除いて、雇用されている方の多くは、
「働きたいから働いている」
のではなく、
「働かないと生きていけない(不安)から働いている」
ということなんです。

これからさらに加速する少子化、高齢化により、社会システムが追い付かなくなり、老後頑張って働いていても生きていけない、ということも起こりえます。

今はまだ老後のことは関係ないですか？
何歳まで働きますか？